拠点間のVPN接続に利用することの多い「IPsec」に対応しています。
「IPsec」はIPパケット単位でデータの改ざん防止や秘匿化を行うことで、安全な通信を実現します。
本製品では、「IPsec」によるVPN接続のトンネルを同時に10本張ることができるので、
複数の拠点を持つ環境にも利用することができます。
例えば本社と営業所、オフィスと自宅などをVPN接続することで、安全にデータをやりとりすることが可能です。
複数拠点と接続されるセンターでの使用にはギガビット対応(1000BASE-T)の『
VR500-A1』もお勧めです。
スマートフォンやタブレット、パソコンなど多くのデバイスが標準搭載している
「L2TP (L2TP over IPsec)」と「PPTP」に対応しています。
これらのプロトコルを標準搭載しているデバイスでは、新たにアプリケーションを購入したり、
インストールすることなく、すぐに安全なリモート環境からのVPN接続が可能になります。
外出先から会社のネットワークにアクセスして社内システムを利用したり、
自宅のNASやファイルサーバーに保存されたデータを取り出したりすることが可能なうえ、
セキュリティが気になる無線LANのホットスポットを利用していても、VPN接続によって安全な通信を行うことができます。
固定でIPアドレスが付与されず動的に割り当てられるネットワーク環境に、一定のドメイン名で外部から接続が可能になるDynamic DNSサービスに対応しています。
Dynamic DNSサービスに登録しているユーザー名、パスワード、ドメイン名の情報を本製品に設定することによって、自動的に変動するIPアドレスの更新が可能です。
大きく武骨なイメージがあったVPNルータが、すっきりシンプルな筐体になりました。
モバイル回線の高速化に伴いリモート接続に対する需要がより幅広い方々に広まる中、小規模オフィスや店舗、一般のご家庭に置いても収まりのよいデザインです。
【測定方法】
[IPsec]
2台のVPN-41FEをIPsecで接続。 それぞれのVPN-41FEのLAN側にはWindowsPCを接続し、 iPerfにてスループットを測定。
DHグループ : 2
暗号化方式 : AES128
認証方式 : SHA-1
[PPTP]
VPN-41FEとWindowsPCをPPTPで接続。VPN-41FEのLAN側にもWindowsPCを接続し、iPerfにてスループットを測定。
認証方式 : MS-CHAPv2
[L2TP]
VPN-41FEとWindowsPCをL2TPで接続。VPN-41FEのLAN側にもWindowsPCを接続し、iPerfにてスループットを測定。
認証方式 : MS-CHAPv2
[iPerfのパラメータ]
サーバー側:iperf -s
クライアント側:iperf -c [IP] -t10 -i1 -P3
生産から廃棄処分にいたる製品のライフサイクルにおいて、人の健康や環境への負荷を最小限に抑えることを目的として、鉛、カドミウム、水銀、六価クロム、ポリ臭化ビフェニル、ポリ臭化ジフェニルエーテルの有害物質の使用量を規制している「RoHS」にも対応しています。