「INMG-BT60I」は、PoE（Power over Ethernet）に対応したWi-Fi 6アクセスポイント、ネットワークカメラ、IP電話などPoE受電機器にLANケーブルで給電ができるマルチギガビット対応 PoE++インジェクターです。
5Gbps/2.5Gbpsの高速通信が可能、最新のPoE++（IEEE 802.3bt）規格に対応していますので、近年普及が進むハイパワー・高速通信を必要とするWi-Fi 6アクセスポイントの設置に最適です。
※イーサネットケーブルはカテゴリ5e以上のストレートタイプを使用してください。
| 製品型番 | JANコード | 参考価格 | 購入 |
|---|---|---|---|
| INMG-BT60I | 4941250200054 | オープンプライス | 購入 |
最新のIEEE 802.3bt（PoE++）、タイプ3、クラス6に対応
PoEはデータと電力を同時に1本のLANケーブルを通じて供給できます。Wi-Fiアクセスポイント、ネットワークカメラ、IP電話などPoE受電に対応した機器での利用が一般的です。Wi-Fiアクセスポイントやネットワークカメラを壁や天井に設置する際に、電源ケーブルが不要となるため PoEの利用で設置が容易となります。
PoEにはIEEE 802.3af（PoE）、IEEE 802.3at（PoE+）、IEEE 802.3bt（PoE++）が標準化されていて、それぞれの最大給電電力は以下のとおりです。
| PoE | 最大給電電力 |
|---|---|
| IEEE 802.3af（PoE） | 15.4W |
| IEEE 802.3at（PoE+） | 30W |
| IEEE 802.3bt（PoE++）タイプ3 | 60W |
| IEEE 802.3bt（PoE++）タイプ4 | 99W |
本製品は、IEEE 802.3bt（PoE++）60W（タイプ3）に対応、最大60Wの給電が可能です。
PoEは下位互換なので、IEEE 802.3bt（PoE++）はIEEE 802.3af（PoE）、IEEE 802.3at（PoE+）に対応したPoE受電機器でも利用できます。
また、PoEは受電機器の要求する電力でクラス0〜8に分類されます。
本製品はPoE クラス0〜6に対応した受電機器で利用できます。
ハイパワー・高速通信を必要とする
Wi-Fi 6アクセスポイントに最適
法人向けのWi-Fi 6アクセスポイントが各社から製品化されています。上位機種は最大通信速度 4803Mbps、有線LANは2.5G/5GBASE-Tに対応したLANポートを搭載、PoE++の給電を必要としています。
本製品はマルチギガビット 2.5G/5GBASE-T、PoE++に対応、ハイパワー・高速通信を必要とするWi-Fi 6アクセスポイントに最適なPoEインジェクターです。
aruba製アクセスポイントの動作検証済み
海外でも国内でも法人用として人気の高いaruba製アクセスポイントの動作検証がされています。
例えばaruba AP-655は最大通信速度4803Mbps、100/1000/2.5G/5GBASE-TのLANポートを搭載、PoEによる給電はUSBデバイス接続時に46.5Wを必要とし、すべての機能を利用するにはIEEE 802.3bt（PoE++）が必須となります。
本製品は、AP-655などaruba製Wi-Fiアクセスポイントで利用できます。
マルチギガビット2.5Gbps、5Gbpsの高速通信に対応
最大転送速度5Gbps/2.5Gbps(理論値)のマルチギガビットに対応し、従来のギガビット[最大転送速度1Gbps (理論値)] に比べ、大幅なスピードアップを実現します。
電源が確保しづらい場所に最適
IEEE802.3af/IEEE802.3at/IEEE802.3btに対応したPoEインジェクターなので、カテゴリ5e以上のストレートタイプのイーサネットケーブルで最大100mまで電力供給できます。
電源が確保しづらい高い場所に設置したアクセスポイントやネットワークカメラに最適です。
※イーサネットケーブルはカテゴリ5e以上のストレートタイプを使用してください。
壁掛け可能
固定用の取り付け穴がついているので、壁などに固定することが可能です。
