News Release｜PLANEX｜マルチギガビット対応 PoE++インジェクター「INMG-BT60I」新発売

2024/03/27

文書番号：G-CD-2024-0327-002

5Gbps/2.5Gbpsの高速通信でWi-Fi 6アクセスポイントのPoE給電に最適
最新のPoE++（IEEE 802.3bt）規格に対応し
LANケーブルで60Wを供給
マルチギガビット対応 PoE++インジェクター「INMG-BT60I」新発売

　プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、PoE（Power over Ethernet）に対応したWi-Fi 6アクセスポイント、ネットワークカメラ、IP電話などPoE受電機器にLANケーブルで給電ができるマルチギガビット対応 PoE++インジェクター「INMG-BT60I」を発売します。「INMG-BT60I」は5Gbps/2.5Gbpsの高速通信が可能、最新のPoE++（IEEE 802.3bt）規格に対応、近年普及が進む、ハイパワー・高速通信を必要とするWi-Fi 6アクセスポイントの設置に最適なPoEインジェクターです。価格はオープンプライス、3月上旬より弊社販売代理店、ネット通販、家電量販店などで販売を開始します。

最新のIEEE 802.3bt（PoE++）、タイプ3、クラス6に対応

PoEはデータと電力を同時に1本のLANケーブルを通じて供給できます。Wi-Fiアクセスポイント、ネットワークカメラ、IP電話などPoE受電に対応した機器での利用が一般的です。Wi-Fiアクセスポイントやネットワークカメラを壁や天井に設置する際に、電源ケーブルが不要となるため PoEの利用で設置が容易となります。PoEにはIEEE 802.3af（PoE）、IEEE 802.3at（PoE+）、IEEE 802.3bt（PoE++）が標準化されていて、それぞれの最大給電電力は以下のとおりです。

PoE	最大給電電力
IEEE 802.3af（PoE）	15.4W
IEEE 802.3at（PoE+）	30W
IEEE 802.3bt（PoE++）タイプ3	60W
IEEE 802.3bt（PoE++）タイプ4	99W

「INMG-BT60I」はIEEE 802.3bt（PoE++）60W（タイプ3）に対応、最大60Wの給電が可能です。PoEは下位互換なので、IEEE 802.3bt（PoE++）はIEEE 802.3af（PoE）、IEEE 802.3at（PoE+）に対応したPoE受電機器でも利用できます。

PoEは受電機器の要求する電力でクラス0～8に分類されます。「INMG-BT60I」はPoE クラス0～6に対応した受電機器で利用できます。

ハイパワー・高速通信を必要とするWi-Fi 6アクセスポイントに最適

法人向けのWi-Fi 6アクセスポイントが各社から製品化されています。上位機種は最大通信速度 4803Mbps、有線LANは2.5G/5GBASE-Tに対応したLANポートを搭載、PoE++の給電を必要としています。「INMG-BT60I」はマルチギガビット 2.5G/5GBASE-T、PoE++に対応、ハイパワー・高速通信を必要とするWi-Fi 6アクセスポイントに最適なPoEインジェクターです。

aruba製アクセスポイントの動作検証済み

「INMG-BT60I」は海外でも国内でも法人用として人気の高いaruba製アクセスポイントの動作検証がされています。例えばaruba AP-655は最大通信速度4803Mbps、100/1000/2.5G/5GBASE-TのLANポートを搭載、PoEによる給電はUSBデバイス接続時に46.5Wを必要とし、すべての機能を利用するにはIEEE 802.3bt （PoE++）が必須となります。「INMG-BT60I」は、AP-655などaruba製Wi-Fiアクセスポイントで利用できます。

マルチギガビット対応 PoE++インジェクター「INMG-BT60I」の特長

マルチギガビット2.5Gbps、5Gbpsの高速通信に対応
IEEE802.3bt（PoE++）に対応
PoE++、タイプ3、クラス6に対応
ハイパワー・高速通信を必要とするWi-Fi 6アクセスポイントに最適
Aruba製アクセスポイントの動作検証済み

製品情報

製品名	マルチギガビット対応 PoE++インジェクター（アダプター）
型番	INMG-BT60I
JANコード	4941250200054
参考価格	オープンプライス