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2024/03/27
文書番号:G-CD-2024-0327-001
Media Access ControllerチップにRTL8373、
PHYチップにRTL8224採用
従来機に対し大幅な低消費電力、低発熱を実現
8ポート 2.5GBASE-T スイッチングハブ「FX2G-08EM2」新発売
 プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、新チップを採用し従来機に比べ大幅な低消費電力、低発熱を実現した8ポート 2.5GBASE-T スイッチングハブ「FX2G-08EM2」を発売します。価格はオープンプライス、3月下旬より弊社販売代理店、ネット通販、家電量販店などで販売を開始します。

2.5GbE対応、Realtek RTL8373、RTL8224採用で低消費電力、低発熱を実現

「FX2G-08EM2」は2022年1月発売の「FX2G-08EM」の後継機で、2.5GbEに対応したMedia Access ControllerチップにRealtek社 RTL8373、PHYチップにRealtek社 RTL8224を採用し、従来機より大幅な低消費電力、低発熱を実現しました。
消費電力は使用状態により変わりますが、「FX2G-08EM2」のアイドリング時(LAN接続なし・無負荷)の消費電力は1.9W、従来機の4.5Wに対し半分以下の−58%。2ポート使用時(2.5Gbpsで双方向通信時)は従来機に対し−49%=約半分となっています。
  FX2G-08EM2 
(本製品)
FX2G-08EM
(従来機)
削減率
無負荷時 1.9W 4.5W -58%
2 ポート使用時 3.6W 7.1W -49%
4 ポート使用時 5.1W 9.5W -46%
最大負荷時 8.6W 14.9W -42%
メインチップであるMedia Access Controllerのヒートシンクの温度を実測すると、「FX2G- 08EM2」は従来機に対し2ポート使用時で−10.4℃、4ポート使用時で−13.3℃と大幅な低発熱が確認できます。
  FX2G-08EM2 
(本製品)
FX2G-08EM
(従来機)
温度差
2 ポート使用時 41.3℃ 51.7℃ -10.4℃
4 ポート使用時 44.5℃ 57.8℃ -13.3℃
最大負荷時 49.7℃ 67.8℃ -18.1℃
※室温25℃にて計測

両面放熱方式は継承

「FX2G-08EM2」は従来機に対し低発熱を実現していますが、従来機と同様にMedia Access Controllerチップ直下の基板の下面に低硬度・放熱用シリコーンパッドを貼り、筐体の下面からも放熱を行う両面放熱方式を継承しています。
さらに「FX2G-08EM2」ではPHYチップの下面にも低硬度・放熱用シリコーンパッドを貼り、2枚の放熱用シリコーンパッドで筐体下面から積極的に放熱を行っています。

本体幅240mm→160mmと小型化

「FX2G-08EM2」の本体幅は160mm。従来機は放熱のため8ポートスイッチングハブとしては大きめな幅240mmの筐体でしたが、チップの低発熱化により「FX2G-08EM2」は大幅な小型化を図りました。
8ポート 2.5GBASE-T スイッチングハブ「FX2G-08EM2」の特長
  • 全8ポート2.5Gbpsの有線LAN高速通信に対応
  • Realtek RTL8373、RTL8224採用で低消費電力、低発熱を実現
  • 両面放熱方式によりマルチギガビットLANの熱問題に対応
  • 従来機より大幅に小型化を実現
  • 放熱に優れた金属筐体を採用
  • 消費電力(=発熱)を抑えるIEEE802.3az(Energy Efficient Ethernet)に対応
  • Link-down検知、Ethernetケーブル長感知パワーセーブ方式により発熱を抑制
  • ファンレス設計により家庭でもオフィスでも低騒音を実現
  • ループ検知機能搭載
  • ジャンボフレーム対応
製品情報
FX2G-08EM2
製品名 マルチギガビット対応 8ポート 2.5GBASE-T スイッチングハブ
型番 FX2G-08EM2
JANコード 4941250200122
参考価格 オープンプライス
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