STEP 3. 無線LANを設定する

無線LANの設定方法を説明します。
※開発中の画面を使っているため、画面および手順が変更になることがあります。


 
以下のいずれかの方法を選んで設定してください。


WPSボタンを使って自動で設定するとき→■かんたん設定※1


ユーティリティを使って手動で設定するとき→■通常設定※2

※1: お手持ちの無線ブロードバンドルータがWPS機能に対応しているときは、「かんたん設定」で設定できます。
    弊社WPS対応無線ブロードバンドルータ:MZK-W04N-X(2007年10月現在)
※2: お手持ちの無線ブロードバンドルータがWPS機能に対応していないときは、「通常設定」で設定します。


■かんたん設定

ここでは、弊社のWPS対応無線ブロードバンドルータ「MZK-W04N-X」を使った設定方法を説明します。

■設定前の準備
MZK-W04N-Xがインターネットに接続できることを確認してください。

本製品をパソコンのUSBポートに取り付け、パソコンの電源をオンにします。
※パソコンが起動するまでしばらくお待ちください。

 
MZK-W04N-X本体背面のWPSボタンを約2秒間押し続けます。

 
本製品のWPSボタンを約2秒間押し続けます。

 
何も操作せずに、30秒〜1分ほど待ち、「STEP 4. インターネットに接続する」へ進んでください。

 

これで無線LANの設定は終わりです。


■通常設定

STEP2.無線LAN設定の準備をする」で作成した表を使って、以下の手順で設定します。


お使いの無線ブロードバンドルータ(または無線アクセスポイント)の設定内容に合わせて、設定してください。
接続先と設定内容が異なると無線LAN接続することができません。
1 システムトレイのユーティリティアイコンをダブルクリックします。

※システムトレイにユーティリティアイコンが表示されていないときは、「スタート」→「すべてのプログラム(または、「プログラム」)」→「PCI GW-US300Mini2」→「PCI GW-US300Mini2ユーティリティ」をクリックすることでも起動できます。




ユーティリティが起動します。


 
2 「AP一覧」タブをクリックします。
※Windows Vistaでは、「高度な設定」タブと「QoS」タブはありません

3 表の(イ)と同じ「SSID」をクリックし、[プロファイルに追加]をクリックします。


「プロファイルの追加」が表示されます。

※SSIDが表示されないときは、[再検索]をクリックしてください。それでも表示されないときは、トラブルシューティング ■困った!その3 「AP一覧」に接続先の無線アクセスポイントが表示されない 編を参照してください。


暗号化を設定します。



(1)「認証とセキュリティ」タブをクリックします。

(2)表の(ロ)の内容を、「WPAプレシェアードキー」または「WEPキー」の「キー1」のいずれか入力できる方の空欄に入力します。
どちらも入力できないときは暗号化設定が無効です。(3)へ進んでください。



どちらの空欄に入力できるかは、無線アクセスポイント(または無線ルータ)の設定に依存します。無線アクセスポイント(または無線ルータ)の設定がWEPのとき、「WEPキー」の「キー1」に入力できます。WPA-PSKまたはWPA2-PSKのときは、「WPAプレシェアードキー」に入力できます。



■「WPAプレシェアードキー」のとき

■「キー1」のとき

「キー1」へ入力し、左のプルダウンメニューを以下のように切り替えてください。

・「キー1」の文字数が10文字または26文字のときは「16進数」選びます。
・「キー1」の文字数が5文字または13文字のときは「10進数」を選びます。


(3)[OK]をクリックします。


6 「プロファイル」タブをクリックします。
 

 
6
 
「プロファイルリスト」で接続先を選び[有効にする]をクリックします。

■Windows Vistaをお使いのときは
「ネットワークの場所の設定」画面が表示されることがあります。そのときは以下の手順を行ってください。


(1)「家庭」、「職場」または「公共の場所」から無線LANを使用する場所を選びます。

「ユーザーアカウント制御」画面が表示されます。


(2)[続行]をクリックします。

「ネットワーク設定が正しく設定されました」が表示されます。


(3)[閉じる]をクリックして画面を閉じ、へ進んでください。

 
7 選んだ接続先に緑色のチェックが付くことを確かめます。
※Windows Vistaのときは、の画面で、「AP一覧」タブをクリックし、選んだ接続先にのアイコンが付いていることを確かめます。

タスクトレイのアイコンについて
接続に成功すると、タスクトレイのアイコンがからに変わります。アイコンがのときは、接続されていない状態です。 そのときはトラブルシューティングの「■困った!その1 無線LAN通信ができない 編」を参照してください。

8 [OK]をクリックしてユーティリティを閉じます。


これで暗号化設定は終わりです。

続けてSTEP 4. インターネットに接続するへ進んでください。


■WEPについて
WEPとは、無線LANセキュリティの中で最も一般的な暗号化方式で、アクセスポイントとクライアントに共通の暗号キー(WEPキー)を設定します。本製品で設定できるWEPキーの長さは、「64bit」「128bit」の2種類です。数値が大きくなるほど設定できる文字数が多くなり、暗号化強度も向上しますが、復号するのに時間がかかるため、若干通信速度が低下することがあります。


■WPA-PSK/WPA2-PSKについて
WPA-PSK/WPA2-PSKとは、WPA/WPA2規格の一つです。認証は事前共有キー(PSK)を用い、暗号化はTKIPまたはAESという方式によって一定時間ごとに暗号キーが更新されるため、WEPよりセキュリティの強度が向上しています。認証サーバを必要としないため、ホームユースに適したセキュリティです。


■WPA-EAP/WPA2-EAPについて
 WPA-EAP/WPA2-EAPとは、無線LANの業界団体Wi-Fiアライアンスが策定したWPA/WPA2規格の一つです。ユーザ認証方式にIEEE802.1X方式を用います。認証をおこなう際には、RADIUSサーバという認証サーバが必要となるため、主に企業などに適したセキュリティです。本製品はWPA-EAP/WPA2-EAPに対応していますが、動作保証しておりません。お客様の責任の範囲内においてご使用ください。


■IEEE802.1X認証について
IEEE802.1X認証とは、クライアントと認証サーバ間で相互認証をおこない、許可されたユーザのみ認証されるシステムです。ユーザ認証方式にはIEEE802.1X方式を用います。この機能を使用するためには、IEEE802.1Xに対応したアクセスポイントとRADIUSサーバという認証サーバが必要となります。主に企業などに適したセキュリティです。本製品はIEEE802.1X認証に対応していますが、動作保証しておりません。お客様の責任の範囲内においてご使用ください。


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