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STEP5.無線LAN接続を設定する(通常設定)

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本製品の設定画面を使って、手動で無線LANの設定をします。
本製品では、最大4つのSSID(無線LANグループ)を登録できます。本製品一台で複数の無線アクセスポイントがあるかのように使うことができます。
初期設定では2台まで同時に接続できます。

アクセスポイントの種類 設定できるセキュリティ WPS機能の有無 有効/無効の初期設定

アクセスポイント1

WEP
WPA-PSK
WPA2-PSK
※初期設定はWEP
× 有効
アクセスポイント2 WPA-PSK
WPA2-PSK
※初期設定はWPA-PSK/WPA2-PSK
有効

アクセスポイント3

WPA-PSK
WPA2-PSK
× 無効
アクセスポイント4 WPA-PSK
WPA2-PSK
× 無効

「アクセスポイント2」を設定するときだけ、の操作が必要になります。「アクセスポイント2」以外を設定するときは、へ進んでください。


設定画面で「無線LAN」−「WPS」をクリックして、「WPS」画面を表示させます。


(1)チェックボックスをクリックして、チェックを外します。
(2)[適用]をクリックします。



「しばらくお待ちください」のメッセージが表示され、カウントダウンが始まります。
カウントが「0」になるまでしばらくお待ちください。


「共通設定」をクリックして共通設定画面を表示します。
(1)必要に応じて設定します。

無線LAN 無線LAN機能のオン/オフを設定します。
初期設定:有効
チェックを外すと無線LAN機能が無効になりますのでご注意ください。
無線モード 無線モードを選びます。
「802.11 B/G/N」:IEEE802.11b、IEEE802.11gおよびIEEE802.11n(ドラフト版)で通信します。通常は、ここを選びます。
「802.11 G/N」:IEEE802.11gおよびIEEE802.11nで通信します。
「802.11 B/G」:IEEE802.11bおよびIEEE802.11gで通信します。
「802.11 N」:IEEE802.11n(ドラフト版)でのみ通信します。
「802.11 G」:IEEE802.11gでのみ通信します。
「802.11 B」:IEEE802.11bでのみ通信します。
初期設定:802.11 B/G/N
周波数帯域幅 周波数帯域幅を選びます。
「20 MHz」:20MHzの帯域で通信します。
「40 MHz」:40MHzの帯域で通信します。「20 MHz」選んだときよりも高速に通信します。通常はこちらを選びます。
初期設定:20MHz
11Gプロテクション IEEE802.11bとIEEE802.11gが混在する環境で、IEEE802.11gを優先させるときチェックします(IEEE802.11bがつながりにくくなる可能性があります)。
初期設定:オフ

(2)[適用]をクリックします。

「しばらくお待ちください」のメッセージが表示され、カウントダウンが始まります。
カウントが「0」になるまでしばらくお待ちください。


「基本設定」をクリックします。
※「アクセスポイント1」〜「アクセスポイント4」のうち、設定したいアクセスポイントの「基本設定」をクリックします。
※暗号化「WEP」を設定したいときは「アクセスポイント1」の「基本設定」をクリックしてください。



「無線LAN基本設定」画面が表示されます。


任意のネットワーク名※を半角英数字で入力します。
「アクセスポイント3」または「アクセスポイント4」のときは、右側の「有効」にチェックを付けます。

    ※半角英数字で32文字まで入力できます。
    SSIDは無線LAN通信するパソコンに設定するとき必要となりますので、メモに控えておくことをお勧めします。

以下の項目については必要に応じて設定してください。

SSID隠蔽 SSIDを第三者に見られたくないとき、チェックを付けます。
不正アクセスを防止することができます。
初期設定:オフ
有線LANとの通信を遮断 無線LAN端末から有線LAN端末への通信を遮断するとき、チェックを付けます。
初期設定:オフ
SSID間通信を遮断 異なるSSIDの無線LAN端末間の通信を遮断するとき、チェックを付けます。
初期設定:オフ
ワイヤレスセパレータ 無線LAN端末間の通信を遮断するとき、チェックを付けます。
初期設定:オフ


SSIDについて
SSIDとは、無線LANにおいてアクセスポイントと無線クライアントが通信するための共通のグループ名のことです。
同一のSSIDの無線LAN機器同士で通信します。



暗号化(セキュリティ)の設定をします。
以下の「ワンポイント」を参考にして、「WEP」(初期設定)または「WPA-PSK/WPA2-PSK」のどちらかを設定してください。
※WEPは「アクセスポイント1」のみ設定できます。


WEPについて
WEPとは、無線LANセキュリティの中で最も一般的な暗号化方式で、アクセスポイントとクライアントに共通の暗号キー(WEPキー)を設定します。

WPA/WPA2について
WPA/WPA2とは、WEPをより強化した無線LANのセキュリティ規格です。WPA-PSK/WPA2-PSKでは、プリシェアードキーと呼ばれる暗号キーを用い、WEPと同様にアクセスポイントとクライアントに共通の暗号キーを設定します。
WPA2で「AES」が標準化され、WPAよりもさらに強固なセキュリティです。

※本製品はIEEE802.1X認証に対応していますが、サポート対象外です。

■WEPのとき(アクセスポイント1のみ設定可能)

ここで設定する設定値は、パソコンに無線LANを設定するときに必要になります。メモに控えることをお勧めします。

(1)「Open System/Shared key」を選びます。

(2)「WEP(64 Bit)」または「WEP(128 Bit)」から選びます。
※128ビットのほうがセキュリティ強度が高くなります。

(3)デフォルトキーを「KEY1」〜「KEY4」から選びます。
※通常は「KEY1」を選びます。

(4)WEPキーを任意に半角英数字で入力します。
(2)で「WEP(64 Bit)」を選んだときは、5文字の半角英数文字列、または10桁の16進数(A〜F、0〜9)を入力します。
(2)で「WEP(128 Bit)」を選んだときは、13文字の半角英数文字列、または26桁の16進数(A〜F、0〜9)を入力します。

■WPA-PSK/WPA2-PSKのとき(アクセスポイント1〜4で設定可能)

ここで設定する設定値は、無線通信するパソコンに設定するときに必要になります。メモに控えることをお勧めします。

(1)「WPA-PSK/WPA2-PSK」を選びます。
※「WPA/WPA2」はRADIUSサーバを使って認証します。サポート対象外となります。

(2)「TKIP」、「AES」、「TKIP/AES」から選びます。
※TKIPよりAESの方がセキュリティ強度が高くなります。
※TKIP/AESを選ぶと、「TKIP」と「AES」が混在したネットワークでも互いに通信することができます。

(3)パスフレーズ※を入力します。
※8〜63文字の半角英数文字列または64桁の16進数(A〜F、0〜9)


[適用]をクリックします。


「しばらくお待ちください」のメッセージが表示され、カウントダウンが始まります。
カウントが「0」になるまでしばらくお待ちください。


画面を閉じます。


これで本製品の無線LANの設定は終わりです。


ここで本製品に設定した同じ無線設定を無線LANの親機もしくはクライアント(子機)に行ってください。本製品と同じ無線設定にすることにより、無線通信をすることができます。

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