※「動作モードレベル」はお好みに応じて変更する事が可能です。[初期化]を押す前に「動作モードレベルの変更」プルダウンメニューより、お好みの設定を選択して[変更]をクリックします。
※動作モードレベルについて
動作モードレベルには次の項目があります。
- 高速モード(RAID 0)
搭載したHDDにデータを分散・並行して書き込むので、ディスクアクセスを高速で行うことができます。またディスク容量を合算できるため、容易に大容量ディスクとしての構築ができます。ただし、1台でもHDDにトラブルが発生した場合には全てのデータが失われてしまう上、HDD台数が増えるほど故障する確率が上がってしまいます。
使用できる容量は
同一容量のHDDをご使用の場合は全体の容量、異なる容量をご使用の場合は容量の少ないHDDを基準に搭載台数倍になります。
- 安心モード(RAID 1)
2台のHDDに同一データを書き込むので、1台のHDDにトラブルが発生しても、トラブルのあったHDDだけを取り替えることで保存してあったデータを維持することができます。ただし、使用できる容量が1台分と限られてしまいます。
使用できる容量は、同一容量のHDDをご使用の場合は全体の半分、異なる容量をご使用の場合は少ない方の容量と同一になります。
- バランス重視モード(RAID 4)(※MZK-NAS04のみ)
RAID 5とほぼ同様のモードですが、速度面では劣ります。通常はRAID 5の方を選択して下さい。
- バランス重視モード(RAID 5)(※MZK-NAS04のみ)
3台以上のHDDにデータを分散して書き込む際に、自動的に補完データを作成して分散データの1つとして同時に書き込むことで、1台にトラブルが発生してもデータを維持する事ができ、故障したディスクは取り替える事で元の状態に自動で復旧します。ただし、書き込み速度が遅く、また障害から復旧させる際に長時間を要する場合もあります。
使用できる容量は、同一容量HDD3台の場合は2台分、同一容量HDD4台の場合は3台分、異なる容量をご使用の場合は1番容量の小さいHDDを基準に3台なら2倍、4台なら3倍となります。
※HDD2台の場合高速モード(RAID 0)と安心モード(RAID1)、3台以上の場合は高速モードとバランス重視モード(RAID 4,5)のいずれかが選択できます。
※上記の使用できる容量の説明は、取り付けられるHDDが全て同容量であることを前提にしてあります。
異なる容量のHDDを組み合わせることも出来ますが、使用できるHDD容量は、少ない方にあわせて減少します。
例:200GB+250GBのときは200GBが基準になります。従って、RAID 0は200G×2=400G。RAID 1=200GB。
200GB+250GB×2〜3台のときは200GBが基準になります。RAID 4/5は200GB×2=400GB、200GB×3=600GB。

※動作モードレベルを変更した場合、変更が反映されるまで操作はできませんのでしばらくお待ちください。
※「動作モード設定」欄の下にある「未使用の領域」欄については上級者向けの設定です。また、設定する場合でも動作モードの設定とファームウェアのインストールが完了してから行ってください。
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