STEP1. ドライバ&ユーティリティのインストールSTEP2.本製品の取り付けSTEP3. 暗号化設定の準備>STEP4. 暗号化設定>STEP5.接続の確認


STEP4. 暗号化設定

暗号化の設定方法を説明します。

※開発中の画面を使用しているため、画面が変更になることがあります。


 

STEP3.暗号化設定の準備」で作成した表を使って、以下の手順で設定します。

1 デスクトップのユーティリティアイコンをダブルクリックします。

※「スタート」→「プログラム」→「Atheros」→「Atheros Client Utility」をクリックすることでも起動できます。




ユーティリティが起動します。
 
[Scan]をクリックします。
 
「Network Name(SSID1)」から表(イ)と同じ「SSID」をクリックし、[Activate]をクリックします。
※表(イ)と同じSSIDが表示されないときは、「■トラブルシューティング」を参照してください。


「Profile Management」画面が表示されます。
 
(1)「Profile Name」に任意のプロファイル名を半角英数字で入力します。
(2)「Security」タブをクリックします。



セキュリティ設定画面が表示されます。
 
暗号化の設定をします。

表(ロ)の設定内容が「WEP」のとき→「■WEPの設定」へ

表(ロ)の設定内容が「WPA-PSK」(またはWPA2-PSK)のとき→「■WPA-PSKの設定」へ

■WEPの設定
  1. 「Pre-Shared Key (Static WEP)」をクリックし、[Configure]をクリックします。


    「Define Pre-Shared Keys」画面が表示されます。



  2. 「キーフォーマット」と「キーの長さ」を決定します。



    表(ハ)が5文字のとき
    「Key Entry」で「ASCII Text 」を選び、「WEP Key Size」で「64」を選びます。


    表(ハ)が10文字のとき
    「Key Entry」で「Hexadecimal 」を選び、「WEP Key Size」で「64」を選びます。


    表(ハ)が13文字のとき
    「Key Entry」で「ASCII Text 」を選び、「WEP Key Size」で「128」を選びます。


    表(ハ)が16文字のとき
    「Key Entry」で「ASCII Text 」を選び、「WEP Key Size」で「152」を選びます。


    表(ハ)が26文字のとき
    「Key Entry」で「Hexadecimal」を選び、「WEP Key Size」で「128」を選びます。


    表(ハ)が32文字のとき
    「Key Entry」で「Hexadecimal」を選び、「WEP Key Size」で「152」を選びます。


  3. キー入力欄に表(ハ)の設定内容を半角で入力し、[OK]をクリックします。


    「Profile Management」画面に戻ります。



  4. [OK]をクリックします。

■WPA-PSKの設定

  1. 「WPA Passphrase」 をクリックし、[Configure]をクリックします。


    「Define WPA Pre-Shared Key」画面が表示されます。


  2. 入力欄に表(ハ)の設定内容を半角で入力し、[OK]をクリックします。


    「Profile Management」画面に戻ります。





  3. [OK]をクリックします。

 
ユーティリティの画面を閉じます。

■WEPについて
WEPとは、無線LANセキュリティの中で最も一般的な暗号化方式で、アクセスポイントとクライアントに共通の暗号キー(WEPキー)を設定します。本製品で設定できるWEPキーの長さは、「64bit」「128bit」「152bit」の3種類です。数値が大きくなるほど設定できる文字数が多くなり、暗号化強度も向上しますが、復号するのに時間がかかるため、その結果通信速度が低下することがあります。


■WPA-PSK/WPA2-PSKについて
WPA-PSK/WPA2-PSKとは、WPA/WPA2規格の一つです。認証は事前共有キー(PSK)を用い、暗号化はTKIPまたはAESという方式によって一定時間ごとに暗号キーが更新されるため、WEPよりセキュリティの強度が向上しています。認証サーバを必要としないため、ホームユースに適したセキュリティです。


■WPA-EAP/WPA2-EAPについて
 WPA-EAP/WPA2-EAPとは、無線LANの業界団体Wi-Fiアライアンスが策定したWPA/WPA2規格の一つです。ユーザ認証方式にIEEE802.1X方式を用います。認証をおこなう際には、RADIUSサーバという認証サーバが必要となるため、主に企業などに適したセキュリティです。本製品はWPA-EAP/WPA2-EAPに対応していますが、動作保証しておりません。お客様の責任の範囲内においてご使用ください。


■IEEE802.1X認証について
IEEE802.1X認証とは、クライアントと認証サーバ間で相互認証をおこない、許可されたユーザのみ認証されるシステムです。ユーザ認証方式にはIEEE802.1X方式を用います。この機能を使用するためには、IEEE802.1Xに対応したアクセスポイントとRADIUSサーバという認証サーバが必要となります。主に企業などに適したセキュリティです。本製品はIEEE802.1X認証に対応していますが、動作保証しておりません。お客様の責任の範囲内においてご使用ください。


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