ホテルルーター（トラベルルーター）「ちびファイ4」は、ホテルなどの宿泊先で使用する小型Wi-Fiルーターです。
パソコン、スマートフォン、タブレットなどのデバイスと「ちびファイ4」を1度接続すれば、次回以降は他の宿泊先でもホテルの有線LANを「ちびファイ4」に接続するだけで、各デバイスは自動的にインターネットに接続でき、宿泊の度にホテル既設のWi-FiのSSID、パスワードを各デバイスに設定する手間が不要となります。

一般的に家庭のコンセントは縦並びですが、ホテルのデスクに用意されたコンセントは横並び。
サイズの大きなACアダプター、充電器などは隣のコンセントを塞いでしまうことがあります。
「ちびファイ4」は幅30mmのスリムデザイン。
横並びが一般的なホテルのコンセントに挿しても、隣のコンセントを塞ぐことはありません。

従来機と同じサイズ、好評の収納式電源プラグ一体型デザインを踏襲。
プラグを起こしてそのままコンセントに挿すだけ。
別途ACアダプターやUSB給電用電源アダプターを持ち歩く必要はありません。

タブレットで動画鑑賞をする際も、パソコンのUSBポートからWi-Fiルーターへ給電の必要がないため、パソコンの電源を点けっぱなしする必要はありません。

ホテル既設のWi-Fiはアクセスポイントが廊下に設置されたり、各部屋に設置されたり様々ですが、利用者が多いため時間帯によって通信速度が遅くなることがあります。
近年は動画配信の普及により、宿泊者の通信量も増加傾向です。有線LANはWi-Fiとは別系統で各部屋に配線されることもあり、利用者が少ないため通信速度が速い傾向があります。
「ちびファイ4」は通信速度が速い有線LANを利用でき、加えてパソコン、スマートフォン、タブレットなどのデバイスと「ちびファイ4」の距離が近いため、ホテル既設のWi-Fiよりも通信速度の向上が期待できます。
さらに、従来の「ちびファイ3」はWi-Fi 4（IEEE802.11n）：最大150Mbps（アンテナ1本）でしたが、「ちびファイ4」はWi-Fi 4（IEEE802.11n）：最大300Mbps（アンテナ2本）と通信速度が向上しています。

Wi-Fi 4（IEEE802.11n）はパソコン、スマートフォンはもちろんスマートスピーカー、監視カメラなど多くのデバイスに対応しています。遮蔽物による影響が少なくアクセスポイントから離れた場所に電波が届きやすいため、ホテル既設のWi-Fiでも広く利用されています。
一方でアクセスポイントを設置した部屋の外まで電波が届くため、隣接するWi-Fi同士が干渉し通信速度が遅くなる弊害があります。

「ちびファイ4」は新たに電波強度変更機能を搭載しました。
100％ / 70％ / 50％ / 30％ / 15％の5段階の電波強度を選択することができ、室外への電波漏れを減少させることにより他の宿泊者が利用するWi-Fiへの影響を軽減させるなど、インターネット環境に優しいホテルルーターとなっています。

電波強度を下げると通信速度は遅くなりますが、「ちびファイ4」の利用シーンでは、「ちびファイ4」とデバイスの距離が極めて近いため、実測すると速度低下は微減で、オンライン会議や動画再生は可能と思われます。
充分な通信速度が保てる範囲で電波強度を下げれば、室外への電波漏れが減少、外部から「ちびファイ4」の存在も見えにくくなります。

電波強度の設定はファームウェアVersion1.03からの機能になります。
最新のファームウェアはこちらからダウンロードしてください。

近年、有線LANを各部屋に引いておらずWi-Fiのみ対応としているホテルが増えています。
しかし、「ちびファイ4」は有線LANだけでなくWi-Fiでもインターネット接続できます。
この機能ではWAN側、LAN側ともにWi-Fiで接続する「WiFi-WiFi」モードを可能にします。

「ちびファイ4」を使いはじめるまでは、たったの2ステップ。
スマホ、タブレット、ノートPC、携帯ゲーム機で本製品のSSIDを登録済みなら、すぐにWi-Fiを利用できるようになります。

約30（W）×45（H）×55（D）mmとカバンのサイドポケットに納まる極小サイズ。
カバンの中に入れておけば必要な時に簡単に使える持ち運びに便利なホテルルーター（トラベルルーター）です。

SSIDなどを変更したい場合もちびファイ用のシンプルUIでラクラク設定可能です。

電波強度の設定はファームウェアVersion1.03からの機能になります。
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