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VLAN(Virtual LAN)機能とは、ブロードキャストドメインを分割するために、スイッチの複数のポートをグループ化し、ネットワーク上のトラフィックの軽減やセキュリティの強化を行うための機能です。
VLAN機能により分割されたグループでは、同じグループ内に接続された機器とのみ通信が可能となり、ブロードキャストパケットを含めたすべてのパケットは他のグループに送信されません。
これにより、無駄なトラフィックは軽減され、別のグループとの通信も制限されるためにセキュリティも強化できます。

■従来のスイッチ
イーサネットでは、ブロードキャストが届く範囲で相手端末を認識しあう事ができる仕様となっている為、ブロードキャストドメイン=通信範囲という事になります。スイッチングハブの場合、通常のパケットは目的のポートだけに送られますが、ブロードキャストパケットだけは全てのポートに送信されます。

  • 短所1:ブロードキャストパケットの氾濫
    スイッチに接続される機器が増えるにつれブロードキャストパケットが増大し、ネットワークが混雑します。


  • 短所2:データセキュリティの問題
    同一のブロードキャストドメイン内の機器は互いに通信可能な為、重要なデータに対するセキュリティが保証されていません。
  • ■VLAN機能搭載スイッチ
    VLAN機能とは、スイッチのポートをグループ化し、ブロードキャストドメインを分割する機能です。
    VLAN機能により分割されたグループでは同一グループ内での通信のみ可能となり、すべてのパケットは他のグループに送信されません。

  • 長所1:通信の効率化
    ブロードキャストパケットは他のグループに送信されない為、トラフィックの軽減に役立ちます。


  • 長所2:通信の効率化
    VLANグループ間での通信は一切不可能になる為、重要なデータにアクセス可能な範囲を制限する
    ことができます。


  • 長所3:グループ間でのポート共有機能
    1つのポートを複数のグループで共有する機能も備えている為、ルータ無しでもグループ間でのサーバやプリンタなどの共有が可能です。
  • スイッチA
    ・ポート1,2,3を開発
    ・ポート4,5,6を営業
    ・ポート8を開発、営業、タグVLANに設定
      スイッチB
    ・ポート1,2,3を開発
    ・ポート4,5,6を営業
    ・ポート8を開発、営業、タグVLANに設定
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