STEP 3. 無線LANを設定する

無線LANの設定方法を説明します。
※開発中の画面を使っているため、画面および手順が変更になることがあります。


 
以下のいずれかの方法を選んで設定してください。


WPSを使って自動で設定するとき→■かんたん設定※1


ユーティリティを使って手動で設定するとき→■通常設定※2

※1: お手持ちの無線ブロードバンドルータがWPS機能に対応しているときは、「かんたん設定」で設定できます。
    弊社WPS対応無線ブロードバンドルータ:MZK-WNH、MZK-W300NH2、MZK-MF150W/MF150B (2010年1月現在)
※2: お手持ちの無線ブロードバンドルータがWPS機能に対応していないときは、「通常設定」で設定します。
※3: Windows 7をお使いのときは、「通常設定」へ進んでください。


■かんたん設定

ここでは、弊社のWPS対応無線ブロードバンドルータ「MZK-WNH」を使った設定方法を説明します。

■設定前の準備
MZK-WNHがインターネットに接続できることを確認してください。

 
  ■本製品のWPSボタンを使って設定するとき

※設定の前に、本製品のソフトウェアのインストールが済んでいることを確認してください。

パソコンの電源がオンになっていることを確認し、本製品をパソコンのUSBポートに取り付けます。

MZK-WNH本体背面のWPSボタンを4秒以上9秒以内押して離します。
※ボタンを押す秒数やボタンの位置はお使いの機器により異なります。

 の操作後2分以内に本製品のWPSボタンを2秒以上押し続けます。

何も操作せずに、30秒〜3分ほどお待ちください。

WEBブラウザをダブルクリックして、インターネットに接続されることを確認します。

以上で設定は終了です。


  • セキュリティ設定内容(暗号キーなど)は、WPS機能によって新しく設定されます。
  • インターネットに接続できないときは、「困ったときは」−「困った!その1 無線LAN通信ができない 編」を参照してください。
  • 最初の接続後、ルータが再起動され、接続が切れることがあります。再度接続されるまで2〜3分ほどお待ちください。再度接続されるまでの時間は、ルータの種類によって異なります。

続けてSTEP 4. インターネットに接続するへ進んでください。

 



■本製品のユーティリティを使って設定するとき

※設定の前に、本製品のソフトウェアのインストールが済んでいることを確認してください。

パソコンの電源がオンになっていることを確認し、本製品をパソコンのUSBポートに取り付けます。

 

MZK-WNH本体背面のWPSボタンを4秒以上9秒以内押して離します。
※ボタンを押す秒数やボタンの位置はお使いの機器により異なります。


 
1 システムトレイのユーティリティアイコンをダブルクリックします。

※システムトレイにユーティリティアイコンが表示されていないときは、「スタート」→「すべてのプログラム(または、「プログラム」)」→「PLANEX無線LANユーティリティ」→「無線LANユーティリティ」をクリックすることでも起動できます。


ユーティリティが起動します。


 
2 上部のメニューから「WPS」をクリックします。
wps_button

2 [ボタン]をクリックします。

wps_button


接続先の検索が始まります 。


2 「PBC-Get WPS profile successfully」と表示されていることを確認します。

画面を閉じて「STEP 4. インターネットに接続する」へ進んでください。

 

以上で設定は終了です。

接続に失敗したときは再度試してください。それでもつながらないときは、以降の「通常設定」で設定してください。

 

続けてSTEP 4. インターネットに接続するへ進んでください。



■通常設定

STEP2.無線LAN設定の準備をする」で作成した表を使って、以下の手順で設定します。


お使いの無線ブロードバンドルータ(または無線アクセスポイント)の設定内容に合わせて、設定してください。
接続先と設定内容が異なると無線LAN接続することができません。
1 システムトレイのユーティリティアイコンをダブルクリックします。

※システムトレイにユーティリティアイコンが表示されていないときは、「スタート」→「すべてのプログラム(または、「プログラム」)」→「PLANEX無線LANユーティリティ」→「無線LANユーティリティ」をクリックすることでも起動できます。




ユーティリティが起動します。


 
2 上部のメニューから「プロファイル」をクリックします。

3 [追加]をクリックします。

 


(1)「SSID」に表(イ)の設定内容を半角で入力、あるいはプルダウンメニューから選びます。
(2)「認証/暗号化」タブをクリックします。




 
セキュリティの設定をします。

表(ロ)の設定内容が「オープン」または「シェアード」のとき→「■WEPの設定」へ

表(ロ)の設定内容が「WPA-PSK」または「WPA2-PSK」のとき→「■WPA-PSKの設定」へ

■WEPの設定

tr-3-05
(1)「認証」で表(ロ)と同じ設定内容を選びます。
(2)「暗号化」で「WEP」を選びます。
(3) 「WEP」キーを設定します。


表(ニ)が5文字または13文字のとき
ASCII(文字列)」を選び、右横の空欄に表(ニ)の設定内容を半角で入力します。


表(ニ)が10文字または26文字のとき
16進数(Hexadecimal)」を選び、右横の空欄に表(ニ)の設定内容を半角で入力します。


(4) [OK]をクリックします。

■WPA-PSKの設定

tr-3-06

(1)「認証」で表(ロ)と同じ設定内容を選びます。

(2)「暗号化」で表(ハ)と同じ設定内容を選びます。

(3)「WPAプリシェアードキー」に表(ニ)の設定内容を半角で入力します。

(4)[OK]をクリックします。

8 (1)「プロファイル一覧」から手順4で設定したプロファイル名をクリックします。
(2)[有効化]をクリックします。


profile_enable


以上で設定は終了です。

続けてSTEP 4. インターネットに接続するへ進んでください。


■WEPについて
WEPとは、無線LANセキュリティの中で最も一般的な暗号化方式で、アクセスポイントとクライアントに共通の暗号キー(WEPキー)を設定します。本製品で設定できるWEPキーの長さは、「64bit」「128bit」の2種類です。数値が大きくなるほど設定できる文字数が多くなり、暗号化強度も向上しますが、復号するのに時間がかかるため、若干通信速度が低下することがあります。


■WPA-PSK/WPA2-PSKについて
WPA-PSK/WPA2-PSKとは、WPA/WPA2規格の一つです。認証は事前共有キー(PSK)を用い、暗号化はTKIPまたはAESという方式によって一定時間ごとに暗号キーが更新されるため、WEPよりセキュリティの強度が向上しています。認証サーバを必要としないため、ホームユースに適したセキュリティです。


■WPA-EAP/WPA2-EAPについて
 WPA-EAP/WPA2-EAPとは、無線LANの業界団体Wi-Fiアライアンスが策定したWPA/WPA2規格の一つです。ユーザ認証方式にIEEE802.1X方式を用います。認証をおこなう際には、RADIUSサーバという認証サーバが必要となるため、主に企業などに適したセキュリティです。本製品はWPA-EAP/WPA2-EAPに対応していますが、動作保証しておりません。お客様の責任の範囲内においてご使用ください。


■IEEE802.1X認証について
IEEE802.1X認証とは、クライアントと認証サーバ間で相互認証をおこない、許可されたユーザのみ認証されるシステムです。ユーザ認証方式にはIEEE802.1X方式を用います。この機能を使用するためには、IEEE802.1Xに対応したアクセスポイントとRADIUSサーバという認証サーバが必要となります。主に企業などに適したセキュリティです。本製品はIEEE802.1X認証に対応していますが、動作保証しておりません。お客様の責任の範囲内においてご使用ください。


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