GW-USMicroN-G

ユーティリティを使って手動で設定する(通常設定)

ユーティリティを使った無線LANの手動設定方法を説明します。
※開発中の画面を使っているため、画面および手順が変更になることがあります。

本製品のソフトウェアのインストールが済んでいることを確認してください。

お使いのアクセスポイントの設定内容に合わせて、設定してください。
接続先と設定内容が異なると無線LANに接続することができません。
※実際の設定値は、お使いのアクセスポイントに現在、設定されている内容を確認してください。
※アクセスポイントの設定内容を確認する方法は、アクセスポイント側のマニュアルを参照してください。


1 暗号化の設定をするには、接続先の無線アクセスポイントの設定内容を確かめて 以下の表を埋めてください。

無線アクセスポイントの設定内容を確かめる方法は、無線アクセスポイントの マニュアルを参照してください。

 
名称
お客様のアクセスポイントに設定している内容
(イ) SSID(ネットワーク名)  
(ロ) 暗号化キー(パスワード)※  
(ハ) 認証タイプ  
(ニ) 暗号化方式  


※ 暗号化キーは、WEPのときは「WEPキー」、WPAのときは「パスフレーズ」になります。

 

パソコンの電源がオンになっていることを確認し、本製品をパソコンのUSBポートに取り付けます。
※自動的に「USBWirelessUtility」が起動します。

 
2 [プロファイル]をクリックし[追加]をクリックします。


「プロファイルの追加」が表示されます。

 
3 [認証とセキュリティ]をクリックします。
4
 
(1) SSIDに(イ)と同じネットワーク名(SSID)を正確に入力します。
    ※半角英数文字で入力してください。
    ※アルファベットの大文字と小文字に注意してください。
(2) 「認証タイプ」は(ハ)と同じ設定内容を選びます。
(3) 「暗号化」に(ニ)と同じ設定内容を選びます。
WEPキー設定
認証タイプ※

「オープン、シェアード、WPA-PSK、WPA2-PSK」から選べます。
暗号化使用時は下の「暗号化」と組み合わせて適切なものを選んでください。
暗号化※
「なし、WEP」または「TKIP、AES」から選べます。
暗号化使用時は上の「認証タイプ」と組み合わせて適切なものを選んでください。
5 (1)表の(ロ)の内容をどちらかに入力します。どちらも入力できないときは、(2)へ進みます。

※認証方式がシェアードのときは、「認証タイプ」を「シェアード」に、「暗号化」を「WEP」に変更してください。


「WPAプレシェアードキー」




「Key#1」


※「Key#1」へ入力したときは、左のプルダウンメニューを以下のように切り替えてください。

●「Key#1」の文字数が10または26文字のときはを選びます。

●「Key#1」の文字数が5または13文字のときはを選びます。
 
(2)[OK]をクリックします。
 
6 [プロファイル]をクリックします。
7
 
「プロファイル一覧」で接続先を選び[有効化]をクリックします。
 
8 選んだ接続先に緑色のチェックが付くことを確かめます。
 
9 ユーティリティを最小化にします。
 


以上で設定は終了です。

■WEPについて
WEPとは、無線LANセキュリティの中で最も一般的な暗号化方式で、アクセスポイントとクライアントに共通の暗号キー(WEPキー)を設定します。本製品で設定できるWEPキーの長さは、「64bit」「128bit」の2種類です。数値が大きくなるほど設定できる文字数が多くなり、暗号化強度も向上しますが、復号するのに時間がかかるため、若干通信速度が低下することがあります。


■WPA-PSK/WPA2-PSKについて
WPA-PSK/WPA2-PSKとは、WPA/WPA2規格の一つです。認証は事前共有キー(PSK)を用い、暗号化はTKIPまたはAESという方式によって一定時間ごとに暗号キーが更新されるため、WEPよりセキュリティの強度が向上しています。認証サーバを必要としないため、ホームユースに適したセキュリティです。


■WPA-EAP/WPA2-EAPについて
 WPA-EAP/WPA2-EAPとは、無線LANの業界団体Wi-Fiアライアンスが策定したWPA/WPA2規格の一つです。ユーザ認証方式にIEEE802.1X方式を用います。認証をおこなう際には、RADIUSサーバという認証サーバが必要となるため、主に企業などに適したセキュリティです。本製品はWPA-EAP/WPA2-EAPに対応していますが、動作保証しておりません。お客様の責任の範囲内においてご使用ください。


■IEEE802.1X認証について
IEEE802.1X認証とは、クライアントと認証サーバ間で相互認証をおこない、許可されたユーザのみ認証されるシステムです。ユーザ認証方式にはIEEE802.1X方式を用います。この機能を使用するためには、IEEE802.1Xに対応したアクセスポイントとRADIUSサーバという認証サーバが必要となります。主に企業などに適したセキュリティです。本製品はIEEE802.1X認証に対応していますが、動作保証しておりません。お客様の責任の範囲内においてご使用ください。


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