STEP 4. 無線LANの設定

無線LANの設定方法を説明します。
※開発中の画面を使っているため、画面および手順が変更になることがあります。


 
以下のいずれかの方法を選んで設定してください。


WPSボタンを使って自動で設定するとき→■かんたん設定※1


ユーティリティを使って手動で設定するとき→■通常設定※2

※1: お手持ちの無線ブロードバンドルータがWPS機能に対応しているときは、「かんたん設定」で設定できます。
    弊社WPS対応無線ブロードバンドルータ:MZK-W04N-X、MZK-W04G(2007年12月現在)


※2: お手持ちの無線ブロードバンドルータがWPS機能に対応していないときは、「通常設定」で設定します。


■かんたん設定

本製品本体のWPSボタンを使って、簡単に無線LAN設k定を行うことができます。
ここでは、弊社製WPS対応無線ブロードバンドルータ「MZK-W04N-X」を使った設定方法を説明します。


WPS機能を使って設定するためには、ルータ(親機)とクライアント(子機)がどちらともWPSに対応している必要があります。あらかじめルータがWPSに対応していることを確認してください。 WPSに対応していないときは、「通常設定」で無線LAN設定を行ってください。

■設定前の準備
MZK-W04N-Xがインターネットに無線接続できることを確認してください。

本製品がパソコンのUSBポートに取り付けられていることを確認し、パソコンの電源を入れます。
※パソコンの起動が完了するまでお待ちください。

 
MZK-W04N-X本体背面のWPSボタンを約2秒間押し続けます。


WPSボタンの位置は機器により異なります。詳細は機器の取扱説明書をご覧ください。


 
パソコンの画面に「ワイヤレス対応 JumpStart」画面が表示されるまで、本製品のWPSボタンを押し続けます。

 
以下の画面が表示されると接続の成功です。[完了]をクリックします。


これで無線LANの設定は終わりです。


接続に失敗したときは再度行ってください。

続けてSTEP 5. インターネットへの接続 へ進んでください。


■通常設定

無線LANを設定するの前に、接続先の親機(無線アクセスポイントまたは無線ルータ)の設定内容を確かめて 以下の表を埋めてください。
親機の設定内容は、親機のマニュアルを参照して確認してください。

 
名称
お客様のアクセスポイントに設定している内容
(イ)
SSID(ネットワーク名)  
(ロ)
暗号化方式  □ WEP        □  WPA-PSK/WPA2-PSK
(ハ)
暗号化キー  

※暗号化キーは、WEPのときは「WEPキー」、WPA-PSKまたはWPA2-PSKのときは「パスフレーズ」を記入してください。


お使いの無線ブロードバンドルータ(または無線アクセスポイント)の設定内容に合わせて、設定してください。接続先と設定内容が異なると無線LAN接続することができません。


SSIDについて
SSIDとは、無線LANにおいて無線アクセスポイント(親機)と無線クライアント(子機)が通信するための共通のグループ名のことです。
同一のSSIDの無線LAN機器同士でしか通信することができません。


暗号化キーについて
同一のSSID内で、無線アクセスポイント(親機)と無線クライアント(子機)がお互い同じ暗号化キーを持っているとき、無線通信することができます。


1 デスクトップのユーティリティアイコンをダブルクリックします。

※デスクトップにユーティリティアイコンが表示されていないときは、「スタート」→「すべてのプログラム(または、「プログラム」)」→「PCI」→「PCI Client Utility」をクリックすることでも起動できます。




ユーティリティが起動します。


 
2 [スキャン]をクリックします。


アクセスポイント一覧が表示されます。

※SSIDが表示されないときは、[スキャン]をクリックしてください。それでも表示されないときは、トラブルシューティング ■困った!その3 「AP一覧」に接続先の無線アクセスポイントが表示されない 編を参照してください。


上の表の(イ)と同じ「SSID」をクリックし、[アクティブ化]をクリックします。


「プロファイル管理」が表示されます。

任意のプロファイル名を入力し、「セキュリティ」タブをクリックします。



セキュリティを設定します。

■上の表(ロ)がWEPのとき

  1. 「事前共有キー(静的WEP)」をクリックし、[設定]をクリックします。



  2. 「キー入力」方式と「WEPキーサイズ」を決定します。
    ●上の表(ハ)が5文字のとき
    「キー入力」で「ASCIIテキスト」を選び、「WEPキーサイズ」で「64」を選びます。


    ●上の表(ハ)が10文字のとき
    「キー入力」で「16進数」を選び、「WEPキーサイズ」で「64」を選びます。


    ●上の表(ハ)が13文字のとき
    「キー入力」で「ASCIIテキスト」を選び、「WEPキーサイズ」で「128」を選びます。


    ●上の表(ハ)が16文字のとき
    「キー入力」で「ASCIIテキスト」を選び、「WEPキーサイズ」で「152」を選びます。


    ●上の表(ハ)が26文字のとき
    「キー入力」で「16進数」を選び、「WEPキーサイズ」で「128」を選びます。


    ●上の表(ハ)が32文字のとき
    「キー入力」で「16進数」を選び、「WEPキーサイズ」で「152」を選びます。



  3. 「WEPキー1」に上の表(ハ)の設定内容を入力し、[OK]をクリックします。


    「プロファイル管理」画面に戻ります。

■上の表(ロ)がWPA-PSK/WPA2-PSKのとき

  1. 「WPA/WPA2パスフレーズ」をクリックし、[設定]をクリックします。



  2. 上の表(ロ)の設定内容を入力し、[OK]をクリックします。


    「プロファイル管理」画面に戻ります。

 
[OK]をクリックします。



画面を閉じます。

これで暗号化設定は終わりです。

続けてSTEP 5. インターネットへの接続へ進んでください。


■WEPについて
WEPとは、無線LANセキュリティの中で最も一般的な暗号化方式で、アクセスポイントとクライアントに共通の暗号キー(WEPキー)を設定します。本製品で設定できるWEPキーの長さは、「64bit」「128bit」の2種類です。数値が大きくなるほど設定できる文字数が多くなり、暗号化強度も向上しますが、復号するのに時間がかかるため、若干通信速度が低下することがあります。


■WPA-PSK/WPA2-PSKについて
WPA-PSK/WPA2-PSKとは、WPA/WPA2規格の一つです。認証は事前共有キー(PSK)を用い、暗号化はTKIPまたはAESという方式によって一定時間ごとに暗号キーが更新されるため、WEPよりセキュリティの強度が向上しています。認証サーバを必要としないため、ホームユースに適したセキュリティです。


■WPA-EAP/WPA2-EAPについて
 WPA-EAP/WPA2-EAPとは、無線LANの業界団体Wi-Fiアライアンスが策定したWPA/WPA2規格の一つです。ユーザ認証方式にIEEE802.1X方式を用います。認証をおこなう際には、RADIUSサーバという認証サーバが必要となるため、主に企業などに適したセキュリティです。本製品はWPA-EAP/WPA2-EAPに対応していますが、動作保証しておりません。お客様の責任の範囲内においてご使用ください。


■IEEE802.1X認証について
IEEE802.1X認証とは、クライアントと認証サーバ間で相互認証をおこない、許可されたユーザのみ認証されるシステムです。ユーザ認証方式にはIEEE802.1X方式を用います。この機能を使用するためには、IEEE802.1Xに対応したアクセスポイントとRADIUSサーバという認証サーバが必要となります。主に企業などに適したセキュリティです。本製品はIEEE802.1X認証に対応していますが、動作保証しておりません。お客様の責任の範囲内においてご使用ください。



■Windows Vistaのとき
1 「スタート」アイコン→「コントロールパネル」をクリックします。

「コントロールパネル」が表示されます。

 
2 「ネットワークとインターネット」の「インターネットへの接続」をクリックします。
「インターネットへの接続」をクリックします。

「インターネットへの接続」が表示されます。

 
3 「ワイヤレス」をクリックします。
「ワイヤレス」をクリック

ワイヤレスネットワーク接続一覧が表示されます。

 
4

表(イ)と同じSSID(ネットワーク名)と同じ名称をクリックし、[接続]をクリックします。
SSIDを設定


ワイヤレスネットワーク接続一覧が表示されます。

 
5 表(ハ)と同じセキュリティキーまたはパスフレーズを入力し、[接続]をクリックします。
暗号化を設定

 
6 「xxxに正しく接続されました。」(xxxは、でお客様が設定したネットワーク名)が表示されます。
正しく接続されました

 
7 [次へ]をクリックします。

「インターネット接続をテストしています」が表示されます。そのまましばらくお待ちください。「ネットワークの場所の設定」が表示されます。

 
8 「家庭」、「職場」または「公共の場所」からネットワークの場所を選びます。
ネットワークの場所の設定

「ユーザーアカウント制御」画面が表示されます。

 
9 [続行]をクリックします。

「ネットワーク設定が正しく設定されました。」が表示されます。

 
10 [閉じる]をクリックします。


以上で設定は終わりです。

WEBブラウザを起動して、無線通信ができることを確認してください。

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