はじめに

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用語集

ここでは、本製品で扱われる用語について説明します。

用語一覧

IPアドレス

ネットワークに接続されているコンピュータを識別するために、各コンピュータに割り振られる数字列です。
例) 192.168.1.20
  210.197.79.10

ワンポイント
・弊社ルータは、工場出荷時には 192.168.1.1 または 192.168.111.1 が割り振られています(ルータモード時)。
・同じネットワーク内に同じIPアドレスの機器が複数存在しないようにしてください。

ICS (Internet Connection Sharing : インターネット接続共有)

1台のコンピュータで利用しているインターネット接続を複数のコンピュータに共有する機能。1台のコンピュータにICSをインストールし、他のコンピュータはそのコンピュータを経由してインターネット接続を行います。

ワンポイント
・ルータをネットワークに設置したときは、ルータがICSの働きをします。但し、ルータ機能切り替えスイッチがある機器は ON または Router となっているときにのみ働きます。

アカウント

利用者を識別するための記号や文字列です。IDと同じ意味で用いられます。

アクセスポイント

無線LAN通信時の親機を指します。携帯電話に例えると基地局に相当します。

アクセスポイントモード

無線LAN通信機器を接続しているコンピュータが、アクセスポイント(親機)として機能するモードです。

アクセスポリシー

クライアント・マネージャでのアクセスポリシーとは、指定されたMACアドレスに対して接続の許可/拒否を決定します。

ASCII (アスキーコード)

コンピュータで英数字を表すための最も標準的な文字コード体系です。

アドホックモード

無線LANクライアント(子機)同士の通信体系を示します。携帯電話に例えると、赤外線通信のように電話機同士で通信を行うこととなります。
⇔ インフラストラクチャモード

暗号化タイプ

一般に無線LANを使用する際には、電波を第三者が無断で盗みとったり、改変したりできないように通信内容を暗号化します。 暗号化方式には様々なタイプが存在しますが、クライアント・マネージャでは以下の暗号化タイプに対応しています。

  1. AES方式
  2. TKIP方式
  3. WEP方式

ワンポイント
・クライアント・マネージャでは WEP を初期値として設定しております。
・ゲーム機によっては、対応していない暗号化タイプもありますので、ご注意下さい。
・暗号化を行わない設定は、セキュリティの観点からおすすめしません。

インフラストラクチャモード

全ての無線LANクライアント(子機)がアクセスポイントを介して行う通信体系を指します。携帯電話に例えると、基地局を介して通話やメールを行うこととなります。
⇔ アドホックモード

WEP

多くの無線LAN機器で使用されている暗号化方式です。
最近では、暗号が解読されやすくなってきており、より強力なAES方式に置きかわりつつあります。

AES

米国の政府標準暗号として承認されている暗号化方式です。
最近の機器ではAESに対応しているものが多く、これまで一般的に利用されていたWEP方式から移りつつあります。

SSID (ESSID)

同じ無線LANネットワークに参加するための識別子を指します。アクセスポイントと無線LANアダプタは、SSIDが一致していないと通信できません。

ワンポイント
・クライアント・マネージャで「Wi-Fi対応ゲーム機などをネットに接続する」から設定したとき、本製品とゲーム機を無線接続する際には、クライアント・マネージャに表示されたSSIDを指定します。変更していない場合、SSIDは「GW-US300E」に設定されています。

XLink Kai

家庭用ゲーム機をインターネットに接続し、離れた場所にいるプレイヤとオンラインでプレイするためのソフトウェアです。

オープンシステム認証

認証を行わないで通信を行う方式です。

クライアントモード

無線LAN通信機器をクライアント(子機)として機能させ、アクセスポイントに接続するためのモードです。 (ステーションモードと呼ばれます)

サブネットマスク

ネットワークに接続した、各コンピュータに割り振られているIPアドレスに対して、どのネットワークに属しているのかを識別するための数値です。
例) 255.255.255.0

16進数

0〜9までの数字とA,B,C,D,E,Fのアルファベットで表す数値の表現方法です。無線LANの暗号化キーはASCII、もしくは16進数で表します。

ステーションモード

無線LAN通信機器をクライアント(子機)として機能させ、アクセスポイントに接続するためのモードです。 (クライアントモードとも呼ばれます)

ステルス

無線LANの規格では、電波が受信できる範囲にある無線LANのSSIDが見えるようになっているため、第三者が無断で無線LANのネットワークに接続してしまうことが考えられます。そこで、このステルス機能によってSSIDを一覧から見えなくし、不正接続を抑制できます。

ワンポイント
・SSIDステルスを有効にしても、通信中の電波を傍受することにより使用中のSSIDを調べられてしまいます。ステルスの有効・無効に関係なく、暗号化を有効にすることをおすすめします。

WPA-PSK

WEPの脆弱性(ぜいじゃくせい)を確保するために制定されたWPA方式で接続します。認証サーバを使用せず、暗号キーを利用します。

WPA2-PSK

WPAの後継規格であるWPA2方式で接続します。認証サーバを使用せず、暗号キーを利用します。

WPS(PBC) (Wi-Fi Protected Setup)

無線LAN機器の接続とセキュリティの設定を簡単に行うための規格です。

ワンポイント
・WPSボタンが搭載された機器同士であれば、アクセスポイントとクライアントのWPSボタンを押すだけで簡単に無線LANの設定が行えます。

チャンネル

電波の区分のことです。同じチャンネルで接続する無線LAN機器が多くなればなるほど、通信速度が低下してしまいます。接続中の機器が少ないチャンネルに変更することで、安定して快適な無線LAN通信を利用することができます。

ワンポイント
・クライアント・マネージャでは 1 チャンネルが初期値として設定されています。
・使用中のチャンネルはクライアント・マネージャから確認することができます。

TKIP

無線LANのデータ暗号化方式であるWPAに用いられている暗号化プロトコルです。
一定量のデータ転送するごとに暗号キー変更するなどの対策が行われ、暗号強度が大幅に向上しています。

デフォルトゲートウェイ

異なるネットワークへの出入り口(橋渡し)を指します。

ワンポイント
・ルータを設置したネットワーク環境のときは、ルータがデフォルトゲートウェイの役割を担います。

ドライバ

コンピュータに接続された機器を制御するためのプログラムです。

認証タイプ

アクセスポイントに接続するためのセキュリティ形式を決定します。クライアント・マネージャでは、以下の認証タイプに対応しています。

  1. オープンシステム
  2. WEP (シェアード)
  3. WPA-PSK
  4. WPA2-PSK

ワンポイント
・クライアント・マネージャでは、予め WEP (シェアード) に設定されております。
・ゲーム機によっては、対応していない認証タイプもありますので、ご注意ください

パスフレーズ文字列

パスワードの文字数が長くなったものをこのように呼びます。無線LANアクセスポイントに接続する際にパスフレーズの入力が必要なときがあります。

802.1x

LAN内のユーザ認証の方式を定めた規格です。無線LANだけでなく、有線LANの認証も含めて定義されています。

BW 20MHz/40MHz

バンド幅を 20MHz から 40MHz に切り替えることにより、より多くのデータを送受信することができ、通信速度の向上が図れます。

ブリッジ接続

複数のネットワークを橋渡しした接続形態を指します。

MACアドレス

ルータやネットワークアダプタなど、ネットワークに接続する全ての機器が持つ固有の番号。MACアドレスは16進数12桁で表記されます。また、1つの機器に対し唯一無二で割り当てられているため、重複することはありません。

MACアドレスフィルタ

無線LANに接続する機器のMACアドレスをアクセスポイントに登録することによって、登録した機器の通信を拒否することや、登録した機器のみ通信を許可することができます。これによって、第三者による外部からの不正アクセスを防ぐことができます。
 
クライアント・マネージャではMACアドレスリストに登録した全ての機器に対して、以下のアクセスポリシーが適用できます。

  • 無効: 全ての機器から接続が可能です
  • 拒否: 登録されているMACアドレスの機器からの接続はできません
  • 許可: 登録されているMACアドレスの機器のみ接続ができます

※ 但し、それぞれのMACアドレスに対して異なるアクセスポリシーを設定することはできません。

ワンポイント
・無線LANの電波はMACアドレスフィルタを有効にしても、傍受されてしまう可能性には変わりありません。MACアドレスフィルタの使用・未使用に関わらず、暗号化の設定を有効にすることをおすすめします。

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