WEPについて
WEPとは、無線LANセキュリティの中で最も一般的な暗号化方式で、アクセスポイントと無線LAN子機に共通の暗号キー(WEPキー)を設定します。
WEPキーの長さは、「64bit」「128bit」「256bit」などがあり(本製品は128bitまで対応しています)、数値が大きくなるほど設定できる文字数が多くなり、暗号化強度も向上します。
WPA/WPA2について
WPA/WPA2とは、WEPをより堅固にした無線LANのセキュリティ規格です。WPA-PSK/WPA2-PSKでは、プレシェアードキーと呼ばれる暗号キーを用い、WEPと同様にアクセスポイントと無線LAN子機に共通の暗号キーを設定します。
暗号化方式に「AES」「TKIP」があり、 「TKIP」では、一定の時間ごとに自動的にキーを更新し、 通信の確認/認証を行うため、一つの暗号キーを長期間共有して使うWEPキーと比べて安全に通信を行うことができます。
「AES」は、「TKIP」に比べて暗号の解読が難しいため、「TKIP」よりも強固な暗号化方式といえます。