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マルチSSIDを設定する

本製品は最大4つのSSIDを登録して使用することができます。必要に応じて2つ目以降のSSIDを設定し、通信制御やセキュリティ設定を行います。

※アクセスポイントの初期設定を確認したいときは、こちらを参照してください。


SSIDについて
SSIDとは、無線LANにおいてアクセスポイントと無線LANクライアントが通信するための共通のグループ名のことです。
同一のSSIDの無線LAN機器同士で通信します。

マルチSSIDについて

1台の無線アクセスポイントに複数のSSIDを登録して、複数の無線アクセスポイントがあるかのように使うことができる機能です。

「マルチSSID1」、「マルチSSID2」、「マルチSSID3」に無線LANクライアント(子機)を接続するときは、「ボタンを使って簡単に無線LAN設定する(WPS設定)」の方法は使用できません。
また、 本項で行った内容と同じ無線設定を無線LANアダプタに行ってください。

 
 

本製品は、設定できる4つのSSIDを「ネットワーク名(SSID)」、「マルチSSID1」〜「マルチSSID3」として扱います。本項では例として、「マルチSSID2」に設定する手順を説明します。

 

「無線LAN」→「基本設定」をクリックします。


(1)任意のネットワーク名※を半角英数字で入力します。
※半角英数字で32文字まで入力できます。
※SSIDはメモに控えておくことをお勧めします。

(2)[適用]をクリックします。



本製品が再起動します。(本製品が起動するまで約2分かかります)



「無線LAN」→「セキュリティ」をクリックします。

 

暗号化(セキュリティ)の設定をします。


WPA/WPA2について
WPA/WPA2とは、WEPをより強化した無線LANのセキュリティ規格です。WPA-PSK/WPA2-PSKでは、プリシェアードキーと呼ばれる暗号キーを用い、WEPと同様にアクセスポイントとクライアントに共通の暗号キーを設定します。
WPA2で「AES」が標準化され、WPAよりもさらに強固なセキュリティです。

※本製品はIEEE802.1X認証に対応していますが、サポート対象外です。

ここで設定する設定値は、無線通信するパソコンに設定するときに必要になります。メモに控えることをお勧めします。

(1)SSIDを選びます。
※本手順では、「planexuser2」を選んでいます。

(2)認証方式を「WPA」、「WPA-PSK」、「WPA2」、「WPA2-PSK」、「WPA-PSK/WPA2-PSK」、「WPA/WPA2」から選びます。
※本手順では、「WPA2-PSK」を選んでいます。

(3)「TKIP」、「AES」、「TKIP/AES」から選びます。
※本手順では、「AES」を選んでいます。
※TKIPよりAESの方がセキュリティ強度が高くなります。

※TKIP/AESを選ぶと、「TKIP」と「AES」が混在したネットワークでも互いに通信することができます。
※「WPA」、「WPA-PSK」のときは、「TKIP/AES」に対応していません。

(4)パスフレーズを入力します。

 
文字列で入力するとき
16進数で入力するとき
パスフレーズ
8〜63文字の半角英数数
64桁の16進数

※16進数の入力できる文字列は、数字「0〜9」、英字「A〜F、a〜f」となります。

※「8(ハチ)」と「B(ビー)」にご注意ください。
※「0(ゼロ)」と「O(オー)」にご注意ください。

(5)[適用]をクリックします。

■WEPを設定するとき




(1)SSIDを選びます。
※本手順では、「planexuser2」を選んでいます。

(2)認証方式を「Open System」、「Shard key」、「AUTO(Open/Shared)」を選びます。
※本手順では、「AUTO(Open/Shared)」を選んでいます。

(3)「キー1」〜「キー4」から選びます。
※本手順では、「キー1」を選んでいます。

(4)WEPキーを任意に半角英数で入力します。
設定する文字数が異なります。以下を参照してください。
※64bitまたは128bitは自動認識します。

 
ASCII(文字列)で入力するとき
16進数で入力するとき
WEP(64bit)で設定するとき
5文字の半角英数
10桁の16進数
WEP(128bit)で設定するとき
13文字の半角英数
26桁の16進数

※16進数の入力できる文字列は、数字「0〜9」、英字「A〜F、a〜f」となります。
※「8(ハチ)」と「B(ビー)」にご注意ください。
※「0(ゼロ)」と「O(オー)」にご注意ください。

(5)「16進数」または「ASCII」を選びます。
※「5文字の半角英数」または「13文字の半角英数」でWEPキーを設定したときは、「ASCII」を選んでください。
※「10桁の16進数」または「26桁の16進数」でWEPキーを設定したときは、「16進数」を選んでください。

(6)[適用]をクリックします。

 

画面を閉じます。


これで設定は終わりです。

さらにマルチSSIDを設定するときは、上記と同じ手順で設定してください。



ここで本製品に設定した同じ無線設定を無線LANクライアント(子機)に行ってください。本製品と無線LANクライアント(子機)を同じ無線設定にすることにより、無線通信をすることができます。

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