複数台の本製品を無線接続する(アクセスポイント間通信)

本製品にはアクセスポイント間通信をするWDS機能を搭載しています。離れた場所に設置した複数台の本製品同士を無線接続できます。

接続例
以下の接続環境を例に説明します。


 
■本製品Aの設定

設定画面で「無線LAN」−「WDS」をクリックして、「WDS」設定画面を表示させます。
※設定画面の表示方法についてはこちらを参照してください。


設定します。

(1)「ルート」を選びます。

(2)[適用]をクリックします。


設定が保存されます。


こちらを参照して無線LANを設定します。
※すでに無線LANの設定が済んでいるときは不要です。

引き続き本製品Bの設定に進んでください。




本製品Bの設定


設定画面で「無線LAN」−「WDS」をクリックして、「WDS」設定画面を表示させます。
※設定画面の表示方法についてはこちらを参照してください。


設定をします。

(1)「ブリッジ」または「リピータ」を選びます。
ブリッジ AP間通信モードです。
離れた場所に設置した本製品を無線接続します。
通信できるのは、本製品に有線LANでつながる機器です。
無線LANの機器は接続できなくなります。
リピータ リピータモードです。
離れた場所に設置した本製品を無線接続します。
通信できるのは、本製品に有線LANまたは無線LANでつながる機器です。

(2)ルートになる本製品のMACアドレスを入力します。
※下記の接続例のときは、本製品AのMACアドレスを入力します。
※MACアドレスは、こちらを参照して調べてください。

(3)[適用]をクリックします。


設定が保存されます。


「ブリッジ」と「リピータ」の接続例

以下の設定を行います。

  • こちらを参照して、ルートの本製品(冒頭の接続例の場合「本製品A」)と同じ無線LAN設定を設定します。


  • 本製品のLAN側のIPアドレスが、ルートの本製品Aと同一にならないように設定します。
    ※設定方法はこちらから
    ※例えば、本製品AのIPアドレスが「192.168.1.1」のとき、本製品Bは「192.168.1.150」などのように、頭から4つ目の数値を重複しないように設定変更します。
    3台目以降接続するときも、すべての本製品で同一にならないように設定します。



  • 「DHCPサーバ」の設定を「無効」に設定します。(設定方法はこちらから)


  • アクセスポイントモードに切り替えます。


    ■アクセスポイントモードへの切り替え方法
    (1)本製品からACアダプタを外し、電源をオフにします。
    (2)本製品背面のモード切替スイッチを「AP」にします。
    (3)本製品にACアダプタをつなぎ、電源をオンにします。
    (4)アクセスポイントモードに切り替わります。



以上で設定の完了です。

■登録内容を削除するには

  1. 「MACアドレス」欄に入力したMACアドレスを手動で消去します。
  2. [適用]をクリックします。


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