本製品とモデムが正しく接続されていないと通信できないため、インターネットにはアクセスできません。
以下を確認してください。
|
|
(1) |
WANランプは点灯していますか?
|
ブロードバンドルータとモデムを接続して正常に通信できる状態になると、ブロードバンドルータの「WAN」のランプが点灯します。
|
|
・点灯しないとき
「WAN」のランプが点灯しないときは、モデムと正常に接続できていません。
ポートにケーブルのコネクタが正しく挿さっているか再度確認してください。
それでも点灯しないときは、お使いのLANケーブルを換えてみることをお勧めします。
|
|
(2) |
ユーザID、パスワードに間違いはないですか?
|
NTT「フレッツ」をお使いのときは、接続のために「ユーザID」、「パスワード」を本製品に設定します。
設定のときに「ユーザID」、「パスワード」を間違えて入力されていると接続できません。
「1(いち)」⇔「l(エル)」、「0(ゼロ)」⇔「O(オー)」など間違えやすいので注意してください。
確認のために再度入力し、設定しなおしてみることをお勧めします。
注意点として、ISP(プロバイダ)ごとにユーザIDのあとに「@***.ne.jp」のような入力が必要な場合があります。
ISP(プロバイダ)からの接続資料には、ユーザIDの表記で「@」以降の部分が記載されていない場合もあります。
その場合はNTTからのフレッツ接続資料の中に、プロバイダ別のドメイン名リストがありますので、そちらで「@」以降の表記をご確認ください。
|
|
(3) |
PPPoE接続の結果を確認してください
|
PPPoEの接続設定の後には接続確認が大抵の場合行われます。
「接続診断」という機能を持ったブロードバンドルータの場合は、その機能を使って接続結果が良好かどうかを確認してください。
設定の最後で自動的に接続し、その結果を画面上に表示するタイプのブロードバンドルータの場合、接続に成功したというメッセージが表示されるか確認してください。
接続確認の結果が「PADI-TIMEOUT」や「サーバからの応答NG」などになるときは、PPPoE設定の「ユーザID」の設定が正しくても接続できないことがあります。
そのときは、モデム・ブロードバンドルータ・コンピュータの電源をそれぞれOFFにして、30〜60分ほどそのままの状態にしておいてください。
30〜60分ほど経過しましたらモデム→ブロードバンドルータ→コンピュータの順に電源をONにしてください。
|
|
(4) |
ルータ機能付きモデムをご利用の場合
|
プロバイダから提供されているモデムにルータ機能がついているときがあります。
その場合、複数のコンピュータで利用するときは、ハブがあればアクセスできるため本来ブロードバンドルータは必要ありません。
それでもブロードバンドルータを使用したいときは、ブロードバンドルータのIPアドレスを変更することで利用できるようになります。
ブロードバンドルータのIPアドレスは「192.168.1.1」になります。
もし、ご利用のモデムも同じく「192.168.1.1」というIPアドレスを持っていて、
しかも設定画面にアクセスしたときにモデムの設定ができるようだと、
ブロードバンドルータのWAN側とLAN側が同じようなアドレス(192.168.1.**)になってしまいます。
そのためブロードバンドルータが混乱して正常な動作ができなくなります。
ハブではなくブロードバンドルータを使用したいときはブロードバンドルータのLAN側のIPアドレスを、
「192.168.2.**」のようにWAN側のIPとは別のアドレスに変更すれば、接続できるようになります。
|
|
(5) |
ケーブルTVやYahoo!BBをご利用の場合
|
ケーブルTVやYahoo! BBは「通常接続(DHCP接続)」という方式で接続を行います。
この場合設定はほとんど必要ありません。
インターネットに接続するには、ブロードバンドルータがISP(プロバイダ)からIPアドレスを取得します。
ブロードバンドルータのWAN側ポートにIPアドレスが表示されているか確認してください。
確認方法はブロードバンドルータによって異なりますが「ステータス表示」や「アカウント管理」の画面で確認できます。
|
|
(6) |
WAN側ポートにIPアドレスが割り当てられないとき
|
ケーブルTVなどのPPPoE以外のインターネット接続方法の場合、ブロードバンドルータを設置するときにケーブルをモデムから外してそのままブロードバンドルータに接続してしまうと、
本来ブロードバンドルータに割り当てられるはずのIPアドレスをコンピュータが持ったままになってしまい、ブロードバンドルータがモデムからIPアドレスを正しく取得できないことがあります。
そのときはコンピュータを再度モデムに接続しなおし、一度コンピュータを終了させてください。
モデム接続後にコンピュータを終了させれば、通常は取得したIPアドレスは開放されます。
コンピュータの電源が切れたらモデムとブロードバンドルータを接続し、モデム→ブロードバンドルータ→コンピュータの順に電源を入れてください。
|
|
(7) |
それでも接続できないときは
|
すべての機器の電源をOFFにして、60分ほどそのままの状態にしておいてください。
モデムを含めた全ての機器の電源を長時間OFFにすることによって、ISP(プロバイダ)側のサーバが記憶している情報が削除されて、初めて接続した時のような状態で接続することができます。
60分ほど経過しましたらモデム→ブロードバンドルータ→コンピュータの順に電源を入れてください。
|
|
(8) |
最終確認
|
・コンピュータのIPアドレスは自動取得になっていますか?
コンピュータのIPアドレスを手動で設定するときは、正しく設定されていないと設定画面にアクセスできてもインターネットにアクセスできないことがあります。
手動設定のときの注意点は「IPアドレスを手動で設定するときの注意点は?」を参照していただき、コンピュータのIPアドレスが正しく自動取得になっているか、
「2.本製品とコンピュータの接続を確認する」を参照して再度確かめてください。
・IPアドレスでホームページにアクセスしてみてください
ブラウザのアドレスに「http://210.197.75.205」と入力して<Enter>キーを押して、弊社(プラネックス)のホームページが表示されるか確認してください。
「http://210.197.75.205」ではアクセスできて「http://www.planex.co.jp」ではアクセスできないときは、DNSサーバアドレスが正しく設定されていない可能性が考えられます。
「IPアドレスを手動で設定するときの注意点は?」を参考に設定してください。
|