無線通信の詳細を設定します。設定内容を変更するときは十分気をつけてください。不適切な設定をしたとき、無線の通信ができなくなる恐れがあります。

  1. 「無線設定」をクリックし「アドバンスド設定」をクリックします。 (画面拡大)
    アドバンスド設定

  2. 各機能を設定します。
    ビーコン間隔 ビーコン間隔を設定します。設定範囲は1〜1000m秒で、1m秒単位で設定します。工場出荷時は「100」m秒です。
    RTSしきい値 RTSしきい値を設定します。設定範囲は256〜2432の値で設定します。工場出荷時は「2432」です。
    RTS(送信要求)は無線LAN通信時にデータ衝突を防ぐためにクライアントにむけて送信する情報です。 有線側から無線側に向けてデータを送信する際に、本項目で設定した値よりも大きなPDUの場合は、本製品から送信要求を送信します。
    フラグメントしきい値 フラグメントしきい値を設定します。設定範囲は256〜2346の偶数の値で設定します。工場出荷時は「2346」です。
    有線側から無線側に向けてデータを送信する際に、本項目で設定した値よりも大きなPDUを受信した場合は、無線側から送信する際にデータを分割します。
    DTIMしきい値 DTIM(delivery traffic indication message)しきい値を設定します。設定範囲は1〜255の値で設定します。工場出荷時は「3」です。
    ビーコン内にDTIMが含まれる頻度を設定します。 DTIMは省電力モードで稼動しているクライアント機器に対してパケットがクライアント待ち状態であることを通知します。 工場出荷時の組み合わせの場合は300m秒に一度DTIMが含まれたビーコンを送信します。
    送信レート データ通信の速度を設定します。 から選びます。単位はMBpsです。工場出荷時は「Auto」(自動)です。
    802.11g専用モード 無線通信のモードを設定します。「有効」は、802.11g専用です。「無効」は、802.11bと802.11g混在時に設定します。
    プリアンブル プリアンブルタイプを設定します。「ショート」、「ロング」から選びます。
    SSIDブロードキャスト SSIDのブロードキャストを設定します。SSIDをブロードキャストすると、無線コンピュータ側は設定されたSSIDを知らなくとも本製品を見つけることができ、無線通信ができるようになります。 セキュリティを向上させるために「無効」へ設定することを推奨します。

  3. 設定を保存するときはをクリックします。