機能詳細設定

RAID設定/RAID構築

本製品のRAID機能設定とRAID構築の手順を説明します。
※MZK-NAS01SGのとき、またはMZK-NAS02SGでハードディスクを1台だけ取り付けているときは、RAID設定は行えません。

画面の表示方法

メニューの「Tools」をクリックします。

RAID設定とRAID構築

RAID機能の設定からRAID構築までの手順を説明します。

RAIDタイプについて

RAID(レイド)とは複数のハードディスクを組み合わて使用する技術のことで、複数のハードディスクの使い勝手を向上したり、データの安全性を高めたりする効果があります。MZK-NAS02SGでは、ハードディスクを2台取り付けたときに次のタイプのRAIDモードが設定できます。

  • RAID 0(連結モード)
    ハードディスク2台を結合して1台とみなし、2台のハードディスクの容量をあわせた容量を1台のハードディスクの容量として使用できるようになります。ただし1台でもハードディスクにトラブルが発生したときはすべてのデータが失われます。使用できる容量はハードディスク2台の容量の合計です。
  • RAID 1(安心モード)
    ハードディスク2台を並列化(ミラーリング)して、1台のハードディスクとみなして使用します。2台のハードディスクで同じデータを読み書きするので、1台のハードディスクにトラブルが発生してもデータを維持できます。使用できる容量は、同一容量のハードディスクをご使用のときは1台分、異なる容量のときは少ない方のハードディスクの容量となります。
  • RAIDを使用しないとき
    RAIDを使用しないとき(RAID機能が無効のとき)は、2台のハードディスクを組み合わせて使用するのではなく別々に使用します。ハードディスクごとに共有フォルダ設定等が必要ですが、一方のハードディスクはそのままに、もう一方のハードディスクでフォーマットや交換がおこなえます。

 

1 RAID機能の設定を選択します。


RAID RAID機能のオン/オフを設定します。
RAID機能を使用するときは 「有効」、使用しないときは「無効」にチェックします。
初期設定は「無効」です。
RAIDモード 「RAID」を「有効」にしたとき、RAIDモードを選びます。
 
2 [適用]をクリックします。


確認画面が表示されます。
 
3 [了解]をクリックします。
 
4 設定やハードディスクの状態によって、RAIDの構築方法選択画面が表示されることがあります。
表示された選択肢を読み、構築方法を選びます。
※2台のハードディスクがともに未フォーマットのときは、選択肢は表示されません。

例2)2台のハードディスクのいずれかまたは両方がフォーマット済みで、RAID機能を「無効」から「有効」に変更したとき


例3) RAIDモード(「RAID 0」 または「RAID 1」)を変更したとき
 
5 [了解]をクリックします。


再度確認画面が表示されます。
 
6 [了解]をクリックします。


RAIDの構築が開始されます。
 

RAIDの構築には数分〜数10分かかります(ハードディスクの容量によって異なります)。その間は本製品およびお使いのコンピュータの電源を切ったり、LANケーブルや電源ケーブルを抜く等は絶対にしないでください。
 
7 [OK]をクリックします。
 
以上でRAID設定とRAID構築の完了です。
 
   
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