
(6)の「セキュリティ」で「WPA-PSK」を選ぶと、設定画面が以下のように切り替わります。
(1)SSID
接続先のアクセスポイントのSSIDを入力します。初期設定は「planexuser」です。
(2)無線モード
「インフラストラクチャ」または「アドホック」から選択します。
初期設定は「インフラストラクチャ」です。
インフラストラクチャ | 無線LAN端末が無線アクセスポイントを介して相互通信やインターネット接続をおこなうネットワークタイプです。 |
アドホック | 無線LAN端末が無線アクセスポイントを介さずに相互に直接通信するネットワークタイプです。無線LAN端末同士のみ通信できます。
※アドホックモードでの利用はIEEE802.11bに限られます。 |
(3)チャンネル
無線LANで使用するチャンネルを1〜11から選択します。無線通信をおこなう無線LAN端末と同じチャンネルを選択します。
(4)送信速度
本製品で使用する送信速度を選択します。
「Auto」を設定したときは、接続先の無線LAN端末に合わせて自動的に伝送速度が設定されます。初期設定は「Auto」です。
通信方式 | 通信速度 |
IEEE802.11b | Auto、1Mbps、2Mbps、5.5Mbps、11Mbps |
IEEE802.11g | Auto、1Mbps、2Mbps、6Mbps、9Mbps、12Mbps、18Mbps、24Mbps、36Mbps、48Mbps、54Mbps |
(5)プリアンブル
プリアンブルとは、ネットワーク通信で送受信のタイミングを計るデータのことです。
「ロングプリアンブル」はパケットごとに同じ量の情報を送ります。
「ショートプリアンブル」はプリアンブルを短く処理するため、安定性が下がりますが通信速度は上がりますが、ショートプリアンブルに対応していないクライアントのとき、通信できなくなる恐れがあります。この場合は、「ロングプリアンブル」に設定してください。初期設定は「ショートプリアンブル」です。
(6)セキュリティ
無線の暗号化を選択します。接続先の無線LAN端末に設定に合わせて「無し」、「WEP」、「WPA-PSK」から選択します。「無し」のときは、ここで設定が終了です。手順 へ進んでください。「WEP」のときは、(7)〜(11)を設定してください。「WPA-PSK」のときは、(12)〜(13)を設定してください。
(7)認証モード(WEPのとき)
WEPを設定するとき接続先の無線LAN端末に合わせて、「オープン」、「シェアード」、「自動」から選択します。
オープン | WEPキーの有無にかかわらず認証をおこない通信します。 |
シェアード | WEPキーを利用し、認証をおこないます。同じWEPキーをもっているときのみ通信ができます。 |
自動 | 接続先の認証モードに合わせて自動的に認証をおこないます。 |
(8)キーの長さ(WEPのとき)
「64 bits」または「128 bits」から選択します。「128 bits」のほうがセキュリティが強固になります。
(9)キーフォーマット(WEPのとき)
「HEX」または「ASCII」から選択します。「HEX」は16進数(0〜9・A〜F)で入力します。「ASCII」は、ASCII文字(半角英数字)で入力します。
(10)インデックスキー(WEPのとき)
接続先の無線LAN端末に設定に合わせて1〜4から選択します。
(11)WEPキー(WEPのとき)
WEPキーを入力します。
キーフォーマットとキーの長さの組み合わせで入力できる文字数は次のようになります。
| 64bits | 128bits |
HEX | 10文字 | 26文字 |
ASCII | 5文字 | 13文字 |
(12)アルゴリズム(WPA-PSKのとき)
WPA-PSKの暗号化方式を選択します。
TKIP | 暗号化方式にTKIPを使用します。設定した暗号キーを一定の時間ごとに自動的に更新します。 |
AES | 暗号化方式にAESを使用します。「TKIP」に比べて、暗号の解読が難しいため、「TKIP」よりも強固になります。 |
(13)プレシェアードキー(WPA-PSKのとき)
プレシェアードキー(事前共有キー)を入力します。ASCII文字(半角英数字)で8文字以上63文字以内で入力します。
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