STEP1. ドライバ&ユーティリティのインストールSTEP2.本製品の取り付けSTEP3. 暗号化設定の準備>STEP4. 暗号化設定>STEP5.接続の確認


STEP4. 暗号化設定

暗号化の設定方法を説明します。

※開発中の画面を使用しているため、画面が変更になることがあります。


 

STEP3.暗号化設定の準備」で作成した表を使って、以下の手順で設定します。

無線ブロードバンドルータまたは無線アクセスポイント(親機)とクライアント(子機)の設定内容を同じにすることで、無線LAN通信することができます。

1 システムトレイのユーティリティアイコンをダブルクリックします。

※システムトレイにユーティリティアイコンが表示されていないときは、
   「スタート」→「すべてのプログラム(または、「プログラム」)」→「PCI」→「PCI GW-NS54CW」→
「GW-NS54CWユーティリティ」をクリックすることでも起動できます。




ユーティリティが起動します。
 
[プロファイル]をクリックします。
 
「利用可能なネットワーク」から表(イ)と同じ「SSID」をクリックし、[接続]をクリックします。


「プロファイルを追加」画面が表示されます。
 
暗号化の設定をします。

表(ロ)の設定内容が「WEP」のとき→「■WEPの設定」へ

表(ロ)の設定内容が「WPA-PSK」(またはWPA2-PSK)のとき→「■WPA-PSKの設定」へ

■WEPの設定
  1. 「キーフォーマット」と「キーの長さ」を決定します。


    表(ハ)が5文字のとき
    「キーフォーマット」で「文字列(ASCII)」を選び、「キーの長さ」で「64bits」を選びます。


    表(ハ)が10文字のとき
    「キーフォーマット」で「16進数(HEX)」を選び、「キーの長さ」で「64bits」を選びます。


    表(ハ)が13文字のとき
    「キーフォーマット」で「文字列(ASCII)」を選び、「キーの長さ」で「128bits」を選びます。


    表(ハ)が26文字のとき
    「キーフォーマット」で「16進数(HEX)」を選び、「キーの長さ」で「128bits」を選びます。


  2. 「ネットワークキー」に表(ハ)の設定内容を半角で入力します。



  3. [適用]をクリックします。

■WPA-PSKの設定

  1. [設定]をクリックします。



  2. 入力欄に表(ハ)の設定内容を半角で入力します。


    「プロファイルを追加」画面に戻ります。





  3. [適用]をクリックします。

 
ユーティリティを閉じます。

■WEPについて
WEPとは、無線LANセキュリティの中で最も一般的な暗号化方式で、アクセスポイントとクライアントに共通の暗号キー(WEPキー)を設定します。本製品で設定できるWEPキーの長さは、「64bit」「128bit」の2種類です。数値が大きくなるほど設定できる文字数が多くなり、暗号化強度も向上しますが、復号するのに時間がかかるため、その結果通信速度が低下します。


■WPA-PSK/WPA2-PSKについて
WPA-PSK/WPA2-PSKとは、WPA/WPA2規格の一つです。認証は事前共有キー(PSK)を用い、暗号化はTKIPまたはAESという方式によって一定時間ごとに暗号キーが更新されるため、WEPよりセキュリティの強度が向上しています。認証サーバを必要としないため、ホームユースに適したセキュリティです。本製品はWPA-PSK/WPA2-PSKに対応していますが、WPA2-PSKのTKIPは動作保証しておりません。お客様の責任の範囲内においてご使用ください。


■WPA-EAP/WPA2-EAPについて
 WPA-EAP/WPA2-EAPとは、無線LANの業界団体Wi-Fiアライアンスが策定したWPA/WPA2規格の一つです。ユーザ認証方式にIEEE802.1X方式を用います。認証をおこなう際には、RADIUSサーバという認証サーバが必要となるため、主に企業などに適したセキュリティです。本製品はWPA-EAP/WPA2-EAPに対応していますが、動作保証しておりません。お客様の責任の範囲内においてご使用ください。


■IEEE802.1X認証について
IEEE802.1X認証とは、クライアントと認証サーバ間で相互認証をおこない、許可されたユーザのみ認証されるシステムです。ユーザ認証方式にはIEEE802.1X方式を用います。この機能を使用するためには、IEEE802.1Xに対応したアクセスポイントとRADIUSサーバという認証サーバが必要となります。主に企業などに適したセキュリティです。本製品はIEEE802.1X認証に対応していますが、動作保証しておりません。お客様の責任の範囲内においてご使用ください。


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