BT-Mini2EDR
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応用編

bluetoothの認証

Bluetooth機器は接続を行うときに認証を必要とします。
認証には2段階あり、パスキー(PINコード)とリンクキーを必要とする「ペアリング」と、サービスごとに接続許可を要求する「サービス認証」があります。

■ PINコードって何?

PINコード(個人識別番号、パスキー)とは、1〜16 桁までの英数字のコードで、機器を固体識別するために使われる認証パスワードのことです。ペアリングするときはこのパスキー(PINコード)が必要となります。

機器の所有者は、パスキー(PINコード)を信頼できる個人および信頼できる機器とだけ、ペアリングのために共有します。 パスキー(PINコード)を共有することで、ペアリングというBluetooth機器同士の関連付けを行います。

本製品では、PINコードによる認証をおこなってペアリングが開始されると、自動的にリンクキーを生成します。リンクキーが生成されるとパスキー(PINコード)の入力は必要なくなるため、ペアリング中はPINコードの要求なくサービス(接続)を行うことができます。

ペアリングが解除されると生成されたリンクキーは自動的に破棄されます。そのため、次回のペアリングのときには再びPINコードの入力が要求されます。

※ Bluetooth機器はおおよそ次の手順でペアリングを行います。

ペアリング

※ 相互の機器でセキュリティを無効にしているときは、パスキー(PINコード)は要求されずに接続します。
 

■ ローカルサービスと認証

Bluetooth通信では、ペアリングしただけでは何もできません。ペアリングした機器同士が、お互いの機器で使うことのできるサービス(「ファイル転送」サービスなど)を介して接続することで、初めて色々なことができます。

このサービスに対して設定されるセキュリティを、本製品では「サービスの認証」といいます。

認証が設定されているサービスに対して他のBluetooth機器から接続が要求されたときは、Bluetooth機器はコンピュータ上に接続許可を確認する「Bluetooth サービスの認証」画面を表示します。
これにより、接続してきた機器に対して本製品への接続(サービスの使用)の許可を判断することができます。

逆に、認証が設定されていないサービスに対して、他のBluetooth機器から接続が要求されたときは、本製品は自動的に接続を許可します。

ローカルサービスとは、本製品が他のBluetoothに対して提供しているサービスのことです。
本製品は各サービスごとに認証設定できません。
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