「どこでも環境センサー(WS-USB03-THP)」は気温、湿度、気圧のデータを常時計測し、その値をクラウドに保存します。
「どこでも人感センサー(WS-USB04-PIR)」は赤外線検知により人や動物の接近を検知し、検出した日時などをクラウドに保存します。
何処にいてもクラウドを経由して遠隔地の状況を把握することができます。

しきい値を設定しメールで通知
環境センサー「WS-USB03-THP」は気温、湿度、気圧が設定した値を上回ったり、下回ったりした際に、
人感センサー「WS-USB04-PIR」は検知回数が設定した値を超えると、メールで通知することができます。

USB5V電源と無線LANでどこでも計測可能
「どこでもセンサー」はUSB給電で稼働しますので、USB電源アダプターやモバイルバッテリーがあれば何処でも設置できます。
Wi-Fi 4(2.4GHz帯)を利用してクラウドにデータをアップロードしますので、Wi-Fiルーターやスマートフォンのテザリング、モバイルルーターなどと組み合わせて使用します。
※Wi-FiルーターなどWi-Fi親機の2.4GHzセキュリティにWPA3が含まれていると、本製品が接続できない場合があります。

監視カメラより設置しやすく、様々なシーンでゆるい見守り
「どこでもセンサー」はクラウドにデータが常時保存されますので、離れた場所の状況をいつでも、何処からでも知ることが可能となり、様々なシーンで活用できます。
遠隔地に住む親の見守りに使用する場合、人感センサー「WS-USB04-PIR」は人が行動していることを検知します。環境センサー「WS-USB03-THP」で室温を計測し、夏場にエアコンの稼働状況を確認することで熱中症の予防などもできます。親族であってもプライバシーの観点で監視カメラの設置が躊躇されるケースでも、「どこでもセンサー」は“ゆるい見守り”ができるので設置の精神的ハードルを下げることが可能です。
深夜のオフィス、遠隔地の倉庫やビニールハウスなどに人感センサー「WS-USB04-PIR」を設置すれば、侵入者を検知しメールで通知することができます。監視カメラと比べると侵入者、動物の特定などはできませんが、グラフを見るだけなので映像に比べ確認時間を短縮することができます。
環境センサー「WS-USB03-THP」は室温の上昇によるシステムトラブルを避けたいサーバールーム、常に温度を一定に保ちたい恒温室などの利用はもちろん、節電対策として遠隔で全国のオフィスのエアコンの稼働状況を1箇所でモニタリングできます。人感センサー「WS-USB04-PIR」は残業時間を把握するためのデータ収集にも利用できます。
オフィスの使用でも監視カメラと比較して社員に不要なプレッシャーを掛けることがないため、設置のハードルを下げることが可能です。

リアルタイムな確認、シームレスな計測を実現
USBタイプやK型熱電対プローブを使用する温度ロガー(記録装置)はUSBやSDカードに記録したデータをパソコンに取り込む必要があります。そのため取り込み中は計測を中止する必要があったり、取り込むまでデータを確認できなかったりします。
環境センサー「WS-USB03-THP」は常にクラウドにデータを保存していますので、計測中でもリアルタイムに環境の変化を確認することができ、データ取り込みも計測を中断することなくクラウドからデータをダウンロードできますのでシームレスな計測が可能です。数日〜数十日にわたる長期の環境変化を記録する際に大きなメリットとなります。
クラウドサーバーからの一括管理
クラウドサーバー上で複数の「どこでもセンサー」の情報を集約できるため、多拠点へ設置されるような環境でも効率よく管理できます。

データ保存期間を3年間に
旧モデルの環境センサー「WS-USB01-THP」は気温、湿度、気圧のデータを20秒ごとに記録し1ヶ月分のデータをクラウドに保存する仕様でした。
ご利用いただいたユーザー様から20秒ごとのデータは処理しづらい、保存期間を長くして欲しいとの声を受け、環境センサー「WS- USB03-THP」は気温、湿度、気圧の1分ごとのデータを1ヶ月間、1時間ごとのデータを3年間クラウド保存する仕様に変更しました。
人感センサー「WS-USB04-PIR」も検出時刻を1ヶ月間、検出回数を3年間保存可能です。
「どこでもセンサー」のクラウド利用料は導入から1年間は無料、2年目から年額2,400円(税別)となります。
計測したデータはグラフで確認するだけでなく、CSVファイルとしてダウンロード保存することも可能です。

グラフ表示
最新の測定値の表示はもちろん、過去蓄積データからグラフ表示が可能です。
API公開
お客様により便利に幅広くお使いいただけるよう、「どこでもセンサー」のAPIを公開しました。
このAPIにより、「どこでもセンサー」の取得したデータを別のシステムでもお使いいただけるようになります。
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安心の国内運用サーバー
本製品の管理用クラウドサーバーは日本国内のデータセンターにて運用され、サーバープログラムも当社で管理運営しています。