STEP 3. 無線LANを設定する

無線LANの設定方法を説明します。
※開発中の画面を使っているため、画面および手順が変更になることがあります。


 
以下のいずれかの方法を選んで設定してください。


ユーティリティを使って自動で設定するとき→■かんたん設定※1


ユーティリティを使って手動で設定するとき→■通常設定※2

※1: お手持ちの無線ブロードバンドルータがWPS機能に対応しているときは、「かんたん設定」で設定できます。
    弊社WPS対応無線ブロードバンドルータ:MZK-W04N-X(MZK-W04N)、MZK-W04G、MZK-W04NU(2008年2月現在)
※2: お手持ちの無線ブロードバンドルータがWPS機能に対応していないときは、「通常設定」で設定します。


■かんたん設定

ここでは、弊社のWPS対応無線ブロードバンドルータ「MZK-W04N-X」を使った設定方法を説明します。

■設定前の準備
MZK-W04N-Xがインターネットに接続できることを確認してください。

本製品をパソコンのUSBポートに取り付け、パソコンの電源をオンにします。
※パソコンが起動するまでしばらくお待ちください。

 
MZK-W04N-X本体背面のWPSボタンを約2秒間押し続けます。
※ボタンを押し続ける秒数とボタンの位置はお使いの機器により異なります。

 
1 システムトレイのユーティリティアイコンをダブルクリックします。

※システムトレイにユーティリティアイコンが表示されていないときは、「スタート」→「すべてのプログラム(または、「プログラム」)」→「Planex Wireless」→「Planex Wireless Utility」をクリックすることでも起動できます。




ユーティリティが起動します。


 
2 上部のメニューから「WPS」をクリックします。
wps_button

2 [PBC]をクリックします。

wps_pbc


接続先の検索が始まります 。


2 「WPS status is connected successfully」と表示されていることを確認します。
wps_successfully

画面を閉じて「STEP 4. インターネットに接続する」へ進んでください。

 

これでかんたん設定は終わりです。


接続に失敗したときは再度試してください。それでもつながらないときは、以降の「通常設定」で設定してください。


■通常設定

STEP2.無線LAN設定の準備をする」で作成した表を使って、以下の手順で設定します。


お使いの無線ブロードバンドルータ(または無線アクセスポイント)の設定内容に合わせて、設定してください。
接続先と設定内容が異なると無線LAN接続することができません。
1 システムトレイのユーティリティアイコンをダブルクリックします。

※システムトレイにユーティリティアイコンが表示されていないときは、「スタート」→「すべてのプログラム(または、「プログラム」)」→「Planex Wireless」→「Planex Wireless Utility」をクリックすることでも起動できます。




ユーティリティが起動します。


 
2 上部のメニューから「プロファイル」をクリックします。
profile

3 [追加]をクリックします。
tuika

 


「BSSID」に表(イ)の設定内容を半角で入力、あるいはプルダウンリストから選んでから「認証/暗号化」タブをクリックします。



 
セキュリティの設定をします。

表(ロ)の設定内容が「オープン」または「共有」のとき→「■WEPの設定」へ

表(ロ)の設定内容が「WPA-PSK」または「WPA2-PSK」のとき→「■WPA-PSKの設定」へ

■WEPの設定

tr-3-05
(1)「認証タイプ」で表(ロ)と同じ設定内容を選びます。
(2)「暗号化」で「WEP」を選びます。
(3) 「WEP」キーを設定します。


表(ニ)が5文字または13文字のとき
10進数」を選び、右横の空欄に表(ニ)の設定内容を半角で入力します。


表(ニ)が10文字または26文字のとき
16進数」を選び、右横の空欄に表(ニ)の設定内容を半角で入力します。


(4) [OK]をクリックします。

■WPA-PSKの設定

tr-3-06

(1)「認証タイプ」で表(ロ)と同じ設定内容を選びます。

(2)「暗号化タイプ」で表(ハ)と同じ設定内容を選びます。

(3)「WPAプレシェアードキー」に表(ニ)の設定内容を半角で入力します。

(4)[OK]をクリックします。

8 「プロファイルリスト」から手順4で設定したプロファイル名をクリックし、[有効]をクリックします。

profile_enable


これで通常設定は終わりです。

続けてSTEP 4. インターネットに接続するへ進んでください。


■WEPについて
WEPとは、無線LANセキュリティの中で最も一般的な暗号化方式で、アクセスポイントとクライアントに共通の暗号キー(WEPキー)を設定します。本製品で設定できるWEPキーの長さは、「64bit」「128bit」の2種類です。数値が大きくなるほど設定できる文字数が多くなり、暗号化強度も向上しますが、復号するのに時間がかかるため、若干通信速度が低下することがあります。


■WPA-PSK/WPA2-PSKについて
WPA-PSK/WPA2-PSKとは、WPA/WPA2規格の一つです。認証は事前共有キー(PSK)を用い、暗号化はTKIPまたはAESという方式によって一定時間ごとに暗号キーが更新されるため、WEPよりセキュリティの強度が向上しています。認証サーバを必要としないため、ホームユースに適したセキュリティです。


■WPA-EAP/WPA2-EAPについて
 WPA-EAP/WPA2-EAPとは、無線LANの業界団体Wi-Fiアライアンスが策定したWPA/WPA2規格の一つです。ユーザ認証方式にIEEE802.1X方式を用います。認証をおこなう際には、RADIUSサーバという認証サーバが必要となるため、主に企業などに適したセキュリティです。本製品はWPA-EAP/WPA2-EAPに対応していますが、動作保証しておりません。お客様の責任の範囲内においてご使用ください。


■IEEE802.1X認証について
IEEE802.1X認証とは、クライアントと認証サーバ間で相互認証をおこない、許可されたユーザのみ認証されるシステムです。ユーザ認証方式にはIEEE802.1X方式を用います。この機能を使用するためには、IEEE802.1Xに対応したアクセスポイントとRADIUSサーバという認証サーバが必要となります。主に企業などに適したセキュリティです。本製品はIEEE802.1X認証に対応していますが、動作保証しておりません。お客様の責任の範囲内においてご使用ください。


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