複数台の本製品を無線接続する(アクセスポイント間通信)

本製品にはアクセスポイント間通信をするWDS機能を搭載しています。離れた場所に設置した複数台の本製品同士を無線接続できます。最大4台まで接続できます。

接続例
以下のような接続環境のとき、本製品Aが無線LAN通信できることを確認してください。


 

設定画面で「無線LAN」−「基本設定」をクリックして、「基本設定」画面を表示させます。
※設定画面の表示方法についてはこちらを参照してください。


「アクセスモード」で「ブリッジ(WDS)」または「リピータ(WDS)」を選び、[適用]をクリックします。
※設定画面の表示方法についてはこちらを参照してください。

APモード 通常のモードです。(初期値)
ブリッジ(WDS) AP間通信モードです。
離れた場所に設置した本製品を、最大4台まで無線接続します。
通信できるのは、本製品に有線LANでつながる機器です。
無線LANの機器は接続できなくなります。
リピータ(WDS) リピータモードです。
離れた場所に設置した本製品を、最大4台まで無線接続します。
通信できるのは、本製品に有線LANまたは無線LANでつながる機器です。



設定が保存されます。


「WDS」をクリックして、「WDS」設定画面を表示させます。


WDSを設定します。



(1)プルダウンリストから暗号化を選びます。
プルダウンリストに表示される内容は、本製品に設定している無線LANセキュリティの設定に合わせて選びます。

  • WEPを設定しているときは、「WEP」を選びます。
  • WPAPSK(またはWPS2PSK、WPAPSK/WPA2PSK)でTKIPを設定しているときは、「TKIP」を選びます。
  • WPAPSK(またはWPS2PSK、WPAPSK/WPA2PSK)でAESを設定しているときは、「AES」を選びます。
  • WPAPSK(またはWPS2PSK、WPAPSK/WPA2PSK)でTKIP/AESを設定しているときは、「TKIP」または「AES」を選びます。

(2)WDSキー(パスフレーズ)を入力します。
無線LAN設定(「設定画面を使って設定する(通常設定)」)がWPAPSK(またはWPS2PSK、WPAPSK/WPA2PSK)のとき、設定したパスフレーズを入力します。無線LAN設定がWEPのときは、入力する必要はありません。

(3)[適用]をクリックします。

(4)コンピュータの名前などを任意に入力します。

(5)通信する他のすべての本製品(通信する相手側)のMACアドレスを入力します。
例えば、本製品A、B、Cの3台で通信するとき、Aには、B、CのMACアドレスを、Bには、A、CのMACアドレスを、Cには、A、BのMACアドレスを設定します。

(6)[適用]をクリックします。

以上で設定の完了です。

複数台接続するときは、以上の手順をすべての本製品に行います。


2台目以降の本製品設定する際は以下にご注意ください。
・無線の設定をすべての機器に同じ設定をします。
・本製品のLAN側のIPアドレスが、それぞれの本製品で同一にならないように設定します。
(設定方法はこちらから)
例: 1台目の本製品が「192.168.1.1」のときは
2台目の本製品を「192.168.1.150
3台目の本製品を「192.168.1.160
4台目の本製品を「192.168.1.170
のように、頭から4つ目の数値を重複しないように設定変更します。

・「DHCPサーバ」の設定を「無効」にしてください。(設定方法はこちらから)
・アクセスポイントモードに切り替えます。
■アクセスポイントモードへの切り替え方法
(1)本製品からACアダプタを外し、電源をオフにします。
(2)本製品背面のモード切替スイッチを「AP」にします。
(3)本製品にACアダプタをつなぎ、電源をオンにします。
(4)アクセスポイントモードに切り替わります。



■登録内容を削除するには

  1. 「WDS登録機器リスト」から削除したいNo.の「コメント」と「MACアドレス」を手動で消去します。
  2. [適用]をクリックします。